アウトドア日和

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BRM907東京200km新雛鶴

BRM907東京200km新雛鶴
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前回の6月15日から3カ月ぶりのブルベ再開は「BRM907東京200km新雛鶴」です。この間、自転車には6月末に一度しか乗らず、その距離も60kmくらいでした。今年の夏は、原則運動禁止というレベルの熱中症警戒情報が出されたり、ゲリラ雷雨があったり、さらに原稿の締め切りがあったりと、アウトドア活動全般が休止状態でした。そこで、9月なら暑さも一段落して走りやすいのではないかと考えてエントリーしたのがこの新雛鶴でした。200kmとはいえ、主催者による難易度は★が3つで、「3カ月のブランクのあとで、いきなりブルベを完走できるのか」とも思いましたが、逆に「自分の経験と忍耐、そして運でどこまで走れるか」という自分なりのテーマを持って走れそうです。もうひとつのテーマは、参加を予定している「BRM921埼玉600kmアタック下北」のための練習として走るということです。いきなりの600kmブルベは明らかに無謀なので、今回は時間内に完走できなくても、最後まで200kmを走るつもりです。


スタートまで

今回は、3カ月前のブルベからずっと自転車メンテナンスをしていませんでしたが、チューブに空気を入れ、チェーンに潤滑油をスプレーしただけで、土曜日の早朝に自走でスタート地点に向かいます。体調は悪くないものの、睡眠不足気味なのが少し心配です。ブルベの受付時間は4時、自走に1時間はかかるので2時過ぎには起きる必要があります。そこで前日は早々と9時に寝ることにしましたが、2時間もせずに目が覚めてしまい、その後はなかなか寝付けず、1時間くらいうとうとしたところで目覚ましが鳴ってしまいました。
この日の天気予報では、関東地方はおおむね曇り、山沿いで午後に雨が降りそうとのこと。ただし、まとまった雨ではなく、気温も高めということで、ウェアは長袖アンダー1枚だけにします。下はパッド付きインナーの上に、ボクサー型の水着、そして夏用レッグカバーという選択です。雨が降っても濡れながら走るつもりです。
まずは足慣らしとして時速20kmくらいで多摩川沿いの河川敷に向かいます。新しいスタート地点なので少し迷いながら、ちょうど4時ごろに到着。あたりはまっ暗でちょっと心配になりますが、しばらくして「ランドヌ東京」のスタッフの方が受付を設営し、出走第一グループとしてブルベカードを受け取ります。検車のあとで、4時50分に多摩川上流へ向かってスタートを切ります。


スタート~PC1

奥多摩までは、「ランドヌ東京」主催のいくつかのブルベでおなじみのコースをたどるので、その時を思い出しながら淡々と距離を稼ぎます。早朝なので車が少なく、ストレスを感じずに走れます。空気は湿っていますが、蒸し暑さは感じません。国道411号(吉野街道)に入ると、あとはPC1まで一直線です。しかし、このあたりから、それまでの霧状の雨の粒が大きくなって、道路も水が浮くほどではないもののウェットの状態になります。
奥多摩の古里(こり)にあるPC1(55km地点)には、当初の予定では1時間の貯金が作れる7時45分の到着を目指していましたが、この時の時間は7時40分。ただし、スタートが定刻より10分早かったので、通過制限時間まで残り55分です。雨は相変わらず降り続いていますが、ここから登り基調になるのでレインウェアは着ずに再出発をします。その代わり、サロメチールを腰と脚にたっぷり塗っておきます。
暗闇の中のブリーフィング雨の吉野街道奥多摩古里のPC1
暗闇の中のブリーフィング雨の吉野街道奥多摩古里のPC1

和泉多摩川スタート(4:50)-高幡不動(5:40)-友田(6:48)-PC1・奥多摩古里(7:40)


PC1~松姫峠

PC1から奥多摩湖までは自転車でもバスでも何度も通った道なので、気が楽です。奥多摩湖の「小河内ダム」手前ではスタッフの方が待ちかまえていて写真を撮ってくれます。この時の気温は摂氏19度と、暑くもなく寒くもなくちょうどよい感じです。奥多摩湖沿いの道は比較的フラットで、次第に雨も上がってきて、ブルベというよりもサイクリング気分で爽快に走れます。
しかし、山梨県の小菅村の集落を過ぎたあたりから、いよいよ本日の最高地点の「松姫峠」(△1,250m)への約10kmの登りが始まります。久しぶりの自転車、そして久しぶりのヒルクライムなので、ここは頭の中をカラにし、サイクルメーターの数字だけを見て、頂上までの距離をカウントダウンしながらペダルを踏み続けます。脚の筋肉は問題ないものの、左膝の関節に違和感があるほか、痛みが腰に出てきます。そこで、膝に負担のないペダリングを心がけてダンシングは使わないことにします。また、腰の痛みは、長いブランクのせいでその痛みに慣れていないだけだと自分に言い聞かせます。
高度が上がるにつれ、再び空気が湿ってきて靄もかかり、どこが峠の頂上なのかわかりません。この「松姫峠」には、何年か前に「鶴峠」経由で登ったことがありますが、なかなか終わってくれない坂道に精神的に苦しめられた記憶があります。靄で先が見えないことは、ペダルを回すことだけに集中できるので、かえって好都合かもしれません。ようやく「松姫峠」のバス停と公共トイレが目に入ったと思ったら、すぐ先に「ランドヌ東京」のスタッフによる有人チェックがあります。ここはシークレットPCとのことですが、ここを通らずに先に行けるショートカットのルートはないはずなので、ちょっと不思議に思えます。
小菅村の集落松姫峠への登り松姫峠のシークレットPC
小菅村の集落松姫峠への登り松姫峠のシークレットPC

奥多摩駅(8:07)-奥多摩湖(8:33)-深山橋(8:56)-小菅村役場(9:24)-松姫峠(10:43)


猿橋・大月からPC2へ

シークレットPCでスタッフの方からコーラの補給をいただいてから、ダウンヒルに備えてウインドブレーカーを着用します。また、霧雨がアイウェアを曇らせると危険なので、それを外して下りに向かいます。
最初は靄で見通しが悪くてスピードが思い切り出せませんが、下るにつれてそれも晴れ、路面はドライに変わります。登りでのタイムロスを挽回するために一気に猿橋まで下っていきます。
猿橋から国道20号線で大月へ向かい、大月で「富士みち」と名のついた国道139号線に入ります。「富士みち」は緩やかながら登り基調なので、ここまでの疲労がじわじわと全身に広がってきます。数キロ先にある都留市禾生(かせい)のPC2(124.7km地点)を目指し、なるべくペースを落とさず進みます。そのPC2には予定よりも20分遅れの12時20分に到着します。通過制限時間までは50分で、貯金はほぼ現状維持です。
快適なダウンヒル富士みちへ都留市禾生のPC2
快適なダウンヒル富士みちへ都留市禾生のPC2

深城ダム(11:11)-大月(12:06)-PC2・都留禾生(12:20)


新雛鶴トンネルからゴールへ

低地に下りてきて気温も上がっていることから、ウインドブレーカーを脱いで再出発すると、空が晴れてきて強い日差しさえ照りつけてきます。ここまでにブルベのコースは半分以上過ぎて、あとは楽勝かと思っていたら、これから次のピークの「新雛鶴トンネル」(△650m)への登りがあることを思い出しました。実はこの日まで、「新雛鶴トンネル」と近くにある「鶴峠」を混同していて、これは手強いと思っていました。しかし、実際には、このトンネルの標高は「松姫峠」の半分以下、距離も短いので、いつ劇坂があるのだろうと思っているうちに、意外にあっけなく到着してしまいます。強い日差しが和らいでいたのもラッキーでした。
このピークからの下りでは思い切りスピードが出せるので、神奈川との県境を目指して一気に下っていきます。しかし、相模湖や津久井湖の周辺ではアップダウンが連続するので、どんどん脚が削れられていきます。ここをなんとかクリアするとしばらく市街地を走行しますが、残り20kmになったあたりで「尾根幹線道路」に入ると道路の渋滞がひどくなります。細かいアップダウンも何度か現れます。それでも、ほぼ完走が見えてきたので、時速25km前後のスピードを維持しながらゴールをめざします。渋滞と信号ストップのせいで、最後は4、5人のトレインとなって、ゴールのコンビニに到着。時刻は5時16分で、出発から12時間26分でのゴールです。最初から最後まで約1時間の貯金を維持してのブルベでした。
このあと、ブルベ終了の手続きのために近くのファミレスの駐車場に移動し、認定のための手続きをしてもらいます。スタートの時間が早かったこともあって、200kmブルベでまだ明るいうちにゴールするのは初めてです。
このあと、自宅まで再び15km自走してこの日のブルベを終了しました。
新雛鶴トンネル尾根幹線道路(矢野口)狛江のコンビニにゴール
新雛鶴トンネル尾根幹線道路(矢野口)狛江のコンビニにゴール

新雛鶴トンネル(13:16)-賽の神(14:07)-久保沢(15:23)-矢野口(16:53)-ゴール・狛江水道道路(17:16)


まとめ

ゴール受付今回は、3カ月間で自転車に一度しか乗らなくても200kmブルベを完走できることもあると自分自身に証明できたことが一番の収穫です。これには天候も味方してくれて、ブルベの前半は霧状の雨が体を効果的に冷やしてくれて、熱中症の危険をずいぶん減らしてくれたように思います。
コースは、特にダウンヒルが気持ちよく、登った距離以上に下りが長かったようにも感じられました。最高速度も50キロ台後半が出たり、前を走る車を追い越しそうになったりする場面もありました。
OWERFULアミノ酸
まだ日中30度を超える日もあるこの時期のブルベで大事なのが水分補給です。しかし、コンビニや自販機にあるような炭酸系飲料では、ボトルに入れると自転車の振動で大変なことになるし、たいていのスポーツ飲料も人工甘味料が自分の口には合いません。そこで、いつも愛用しているドリンクを自前で用意し、ハイドレーションパックで背負うことにしました。これも炭酸入りなので、前日に6本の缶の蓋を開けたままにして冷蔵庫に保管していました。最後まで走れたのは、このドリンクのおかげかもしれません。
コンビニでは、あえて固形物をほとんど食べず、手持ちのアミノ酸系ゼリー飲料で栄養を補給しました。空腹感は感じたものの、なんとかハンガーノックにならずにすみました。
200kmという最短のブルベでしたが、疲労度はいままでのブルベの中でも高い方に思えます。練習不足では、完走はできても疲労の度合いが違うことを実感しました。

■ 距離:203.8km+自走15×2=233.8km
■ 平均速度:18.2km/h
■ 最高速度:57.3km/h

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梅雨の合間に荒川CRへ

梅雨の合間に荒川CRへ
梅雨の合間に荒川CRへ

6月も後半となり,本格的な夏を迎えるとブルベの開催が少なくなり,9月までロングライドは中休みとなりそうです。これからはしばらくは自主的にサイクリングのプランを立てる必要があります。その第一弾として梅雨の合間に,久々に荒川サイクリングロードを少しだけ走ってみることにしました。

中野の中心部から,いつもの練馬経由のコースで荒川へ向かって市街地を1時間ほど走ると,荒川に架かる笹目橋があります。ここで土手の上のサイクリングロードに降り,荒川左岸を上流へと向かいます。
久々の荒川CR
久々の荒川CR

いったん彩湖・道満グリーンパークの中に入り,湖畔を北上します。日曜日のお昼時,しかも好天なのに,公園の中は意外に人出が少ない感じです。ジョギングランナーやサイクリストの姿もまばらです。
彩湖・道満グリーンパーク
彩湖・道満グリーンパーク

湖畔のサイクリングコース
湖畔のサイクリングコース

ところが,公園の北側出口に差しかかると,大勢のサイクリストが集まっています。この公園の周回コースや荒川サイクリングロードへの出発準備のようです。公園を出ると,すぐに秋ヶ瀬公園に沿った見通しのよい道路を走ります。
公園内のサイクリスト
公園内のサイクリスト

秋ヶ瀬公園を通過
秋ヶ瀬公園を通過

羽根倉橋を過ぎてからは道が狭くなり,水田の中のサイクリングコースを走ります。すると間もなく,今回の目的地である大宮運動場に到着します。出発から1時間半以内での到着です。
水田の中のサイクリングロード
水田の中のサイクリングロード

大宮運動場に到着
大宮運動場に到着

実は,この日のサイクリングの目的は,ここで開催される野球大会に出ることでした。何年ぶりかの野球,しかもまったく練習なしでの参加は予想通り,いつも使う筋肉との違いがはっきり感じられます。試合前のキャッチボールだけで,すでに腕が筋肉痛になりそうです。試合では3打席ノービット,残念ながらチームは3対8で敗れましたが,久々にランニングとサイクリング以外のスポーツができて,よい気分転換になりました。
試合後,やって来たコースを自宅へ向かって引き返し,この日は往復60kmほどのサイクリングとなりました。
野球大会に参加
野球大会に参加

3対8で敗戦
3対8で敗戦

しばらく自転車がらみのイベント参加の予定がないので,今回のように短い距離でも普段から足慣らしをしておこうと思います。

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BRM615東京300km西上州

BRM615東京300km西上州
BRM615東京300km西上州
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2週連続ブルベは東京ランドヌ主催のBRM615東京300km西上州です。連続とは言っても,前回の400kmブルベは300km地点でDNFだったので,今回はそのリベンジ,というか,さらにその前のDNFを合わせると3回連続DNFは許されない背水の陣のリターンマッチです。
幸い,コースの難易度は★が2つと,気象条件さえ問題なければ走りやすそうです。また,スタート・ゴール地点から秩父までは,東京ランドヌでもおなじみのルートです。さらに,秩父から群馬県上野村にかけては以前にアタック299の練習で走ったことがあり,後半の富岡市経由で戻ってくるルートも,他のブルベで走ったことがあります。

というわけで,当日は不安定な天候が予想されたものの,今年前半をしめくくるブルベとして,早朝3時,自走で多摩川沿いの出発地点へ向かいます。ゴール地点のPCとなるコンビニでは,何人かの参加者が補給(軽量化?)をしていて,こちらもスポーツドリンクのペットボトルを購入します。はたして,20時間以内にここに戻ってこられるでしょうか。
装備が重すぎた前回のブルベの反省から,今回は大きなサドルバッグを使わず,極力荷物を減らしての出走です。雨具も本格的なゴアテックスではなく,パールイズミの軽量レインウェアを使うことにします。気温が高くなりそうなので,上は長袖のアンダーだけ,下はサイクルパンツで久々に生足で走ることにします。
受付場所に到着すると,東京ランドヌのスタッフの方達がまだ設営の最中で,先着順のグループ分けのためウェーブスタートの最初の組となります。午後から雷雨の予想があるので,早いスタートのほうが有利かもしれません。少なくとも,雨中のダウンヒルは避けたいところです。ブリーフィングでは熱中症への注意がありました。
出発前の補給今回の装備スタート地点
出発前の補給今回の装備スタート地点


■ スタート~PC1

5時にスタートすると,空は雲りがちながら,ところどころに青空も見えて,まずまずのブルベ日和です。数キロも行かないうちにチームジャージのトレインに吸収され,そのまま連結して走ります。だいたい30km/h前後のスピードなので,普通なら次第に離されてしまうところ,市街地の信号のせい(おかげ)で,とうとう青梅のPC1(43.2km地点)にそのまま到着します。所要時間はちょうど2時間で貯金は1時間,平均時速は20km/hを超えています。
5時にスタートトレインに連結青梅のPC1
5時にスタートトレインに連結青梅のPC1

スタート(5:00)-狛江高校前(5:09)-みのわ通り入口(5:54)-羽村大堰東詰(6:35)-PC1(7:00)


■ PC1~PC2

すぐに雨が降りだしそうな心配はないものの,気温は高く,空気は湿気でじめじめしています。サイクリストは空冷式エンジンなので,走っているほうが涼しく感じます。ペットボトルの水分がなくなりかけているので,さっそくPC1のコンビニで補給をし,脱水症状の予防に塩むすびを食べます。
ここからは,いくつかのトンネルを通って山伏峠への登りに向かいます。とは言え,本格的な登り区間は4kmほどなので,頂上手前1kmあたりのいちばんきつい部分はダンシングを交えてノンストップで通過し,10分で正丸トンネルの入口まで下ります。
秩父市街へ向かう国道299号線は交通量が多いものの,下り基調なので快調に進みます。小鹿野のPC2(95.9km地点)には10時に到着。貯金は約1時間半に増えています。食欲はないものの,ハンガーノックを避けるために,おにぎりなどを水分で胃に流し込みます。ここでは,まったり休む参加者もいますが,こちらは15分くらいの休憩で再スタートを切ります。
山伏峠を通過秩父市街小鹿野のPC2
山伏峠を通過秩父市街小鹿野のPC2

松ノ木トンネル(7:34)-小沢トンネル(7:40)-山伏峠(8:44)-正丸トンネル入口(8:54)-秩父市本町(9:20)-信濃石(9:56)-PC2(10:02)


■ PC2~道の駅オアシスなんもく

この先には標高780mの志賀坂峠があります。前に一度だけ通ったことはありますが,その時の記憶は残っていません。要するに,あまり大した峠ではなさそうです。しばらくのどかな山村を走り,群馬県の神流町(かんなまち)に入るとすぐに志賀坂トンネルの入口が見えてきます。ここでは,東京ランドヌのスタッフの方が待ちかまえていて記念撮影をしてくれます。峠を下ったところには,恐竜センターという施設があります。以前にここを走ったときは深夜だったので,気がつかなかったところです(気がついていたら,恐かったかも)。
時刻はちょうど正午で,空は晴れてきて沿道にある温度計は28度を示しています(その後30度まで上昇)。直射日光にさらされて体温が上がり,道の駅・上野で水分補給のためにストップ。ここでは「いのぶた料理」と「みそソフトクリーム」が名物とのこと。ここで食事をしている余裕の参加者もいるようです。
しばらく進むと十石峠方面と下仁田方面への分岐があり,ここで初めて走る下仁田方面へ向かい,湯の沢トンネルへの登りに向かいます。このトンネルの入口には午後1時に到着。その長さは3.3kmもありますが,下り基調で路面状態はよく,交通量も少ないので,スムーズに通過します。トンネルを出て7kmぐらいのところにある道の駅(148.4km地点)で,東京ランドヌのスタッフによる有人の通過チェックがあります。時間の余裕はおよそ2時間近くに増えています。
志賀坂峠へ志賀坂トンネル神流町恐竜センター
志賀坂峠へ志賀坂トンネル神流町恐竜センター
道の駅・上野湯ノ沢トンネル道の駅・オアシスなんもく
道の駅・上野湯ノ沢トンネル道の駅・オアシスなんもく

志賀坂トンネル(11:42)-神流町恐竜センター(11:58)-道の駅・上野(12:20)-父母トンネル(12:28)-下仁田方面への分岐(12:47)-湯の沢トンネル(13:01)-道の駅・オアシスなんもく(13:24)


■ 道の駅オアシスなんもく~PC3

全体の半分の距離を走り終え,ここまで来れば,もう大した峠はないので完走の可能性は高くなります。ここで再び水分補給をしてから下仁田町,そして富岡市へ向かいます。ここからゴールまでは,ほぼ人家が途切れることはなく,コンビニや自販機での補給に苦労はないはずです。その反面,風景を楽しみながら走るというよりも,ひたすら距離を稼ぐ走りになりがちです。国道254号線には「西上州やまびこ街道」という名がついていますが,ちょっと退屈なルートです。そんな時,ちょうど前にいた牛乳運搬車のタンクが鏡のようになっていたので,自分のカメラで記念撮影をします。
このころから,相前後して走る参加者の顔ぶれが決まってきて,休むタイミングの違いで抜いたり抜かれたりを繰り返すようになります。また,レーサーパンツとお尻とが擦れてきて,次第に痛みに変わってきます。途中,コンビニに立ち寄り,ハンドクリームを塗って急場をしのぎます。埼玉県深谷市の川本にあるPC3(209.5km地点)には,4時半過ぎに到着します。
富岡の市街へ前の車を使って記念撮影深谷市川本のPC3
富岡の市街へ前の車を使って記念撮影深谷市川本のPC3

上町(13:43)-吉井(14:50)-吉田林(15:48)-天神橋(16:07)-PC3(16:38)


■ PC3~PC4~Goal

午後5時を過ぎて,次第に蒸し暑さが収まり,脚が回るようになってきます。お尻の痛みも続いていますが,あまり気になりません(というか,諦めの心境)。この区間には笛吹峠という小さな峠がありますが,難なく通過します(ここにもスタッフの応援あり)。このあとにあるいくつかのアップダウンも,スピードダウンすることなく越えていきます。
青梅市日立にあるPC4(259.9km地点)には,すっかり暗くなった8時少し前に到着します。残りの距離は約40km,時間の貯金は2時間半近くで,トラブルさえなければ完走が見えてきました。また,この先のルートはだいたいの見当はつきます。そして,多摩川の堤防沿いの道に入ると,ラストスパートをかけているブルベライダーに次々に勢いよく抜かれます。
最後はキューシートとサイクルコンピューターを見るのも面倒になってしまい,ナビシステムの経路表示だけでの走行となります。そして,世田谷区天神森橋のコンビニ(301.4km地点)にゴール。所要時間17時間34分での完走です。
このあと,近くのファミレスでブルベ終了の手続きをして,再び自走で15kmほど先の自宅に帰ります。同じコースで帰宅するブルベライダーのグループが少し前を走っていて,「家に帰るまでブルベ」という気分で,深夜0時少し前に帰り着きました。ちょっと寝ただけで,早朝のサッカー日本代表の試合を最後まで見てしまいました。
笛吹峠へ青梅市日立のPC4ゴールのコンビニ
笛吹峠へ青梅市日立のPC4ゴールのコンビニ

嵐山駅(17:34)-笛吹峠(17:50)-鳩山駐在所前(17:59)-PC4(19:58)-日野橋(21:16)-天神森橋のコンビニ(22:34)=帰宅(23:50)


■ まとめ

先週のDNFに終わったブルベがよい練習となり,今回の完走に結びついたと思います。これで,今年前半で200, 300, 400kmを完走し,SRのためには600kmを残すだけとなりました。ただし,今のところ600kmを走るかどうかは微妙です。難易度の低いブルベがあれば…ですが。
結局,この日は雨らしい雨にはならず,わずかに降ったときでも,むしろ汗の代わりに火照った体を少し冷やしてくれたように思います。レインウェアはまったく使いませんでした。ブレーキシューが減ることもありませんでした。日中の日差しのせいで,生足だった膝のあたりは赤く日焼けをしています。
各PCや自販機での水分補給は,ペットボトルにして軽く10本は超えていたように思います。走り始めてから夕方まで,少し体が重く感じられたのは,今から思えば高い気温と蒸し暑さのせいだったのかもしれません。日が沈んでからは,体がスムーズに動くようになり,登り坂でも脚が軽く感じられるようになりました。

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あの山越えたけれど…BRM608

あの山越えたけれど…BRM608BRM608あの山越えて海が見える
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AJ群馬のブルベに初参加となった400kmブルベ,BRM608「あの山越えて海が見える」のDNFレポートです。前日は十分な睡眠をとり,当日は絶好のブルベ日和だったものの,自転車に最後に乗ったのが1カ月前(しかもわずか100km程度)ということで,やはり逆の意味で「走った距離は裏切らない」という結果でした。その他,いろいろ反省点があるので,備忘録としてまとめてみたいと思います。

■ スタートまで

高崎駅前
高崎駅前
今回のブルベの出発地点は群馬県の高崎駅近くにあるので,輪行で上野発の高崎線に乗り込みます。輪行袋を置きやすい最後尾の車両を選んだので,途中,3人ほどのサイクリストが同じ車両に乗り込んできて,ここだけ自転車ツアーの雰囲気です。高崎駅には7時ごろに到着し,東口で自転車を組み立てます。左の写真の通り,サドルバッグとその上に追加のバッグ,それにナップサックという,600kmブルベとあまり変わらない装備です。当然,車重は15.6kgと,ママチャリ並みの重さとなりました。しかも,重心が自転車の後部に集中していて,あまりバランスがよくありません。

ブリーフィング風景
 ブリーフィング風景
自転車の準備ができ,7時半に出発地点の城南大橋下へと向かいますが,さっそくミスコースしてしまいます。スタート時間を8時からと勘違いしていたので少々焦りますが,タクシーの運転手さんに道を聞いたりして,なんとか城南大橋を発見。ところが集合場所に着いてみると,受付が8時から,スタートは9時とのことで,かえって時間を持てあましてしまいます。しばらくして始まったブリーフィングでは,キューシートの表記やコース上の目印の変更などが伝えられ,間もなくウェーブスタートの第一グループで北へ向かってスタートを切ります。

■ PC1まで

序盤の市街地走行
序盤の市街地走行
序盤の三国街道は渋川を過ぎるまで市街地走行が多く,信号でのストップ&ゴーの繰り返しとなり,あまり距離を稼げません。さらに,重い車体は再スタートするたびに,加速するまでいつも以上の力が必要となります。ただし,交通量はそれほど多くなく,大型ダンプもほとんど見かけません。長距離ブルベのペース配分は,いつも平均時速20km/hを目安にしていて,今回もそのペースで進みます。

交通量の少ない田舎道
 交通量の少ない田舎道
渋川を過ぎて大正橋で利根川を超えてからは,鄙びた田舎道を走ります。天気予報の通り,次第に空の雲が途切れて晴れ間が広がってきますが,コースは緩い登り基調で,微妙に向かい風です。沼田市の市街地(45km地点)を通過すると,間もなく,みなかみ町後閑のPC1(51.3km地点)です。到着は,正午ちょうどで,予定していた11:30より30分ほど遅れています。通過制限時間まではあと30分しかありません。それでも,ここではまだ多くのブルベライダーの姿を見かけます。昼食には持参してきた小さな「おにぎり」2個を食べます。
みなかみのPC1
みなかみのPC1



スタート(9:00)-四ツ角(10:15)-沼田市街(11:38)-PC1(12:00)

■ PC2へ

赤谷湖を通過
赤谷湖を通過
ここまでの遅れを取り戻すべく,最初のPCでの休憩・補給時間は10分程度にして,先を急ぎます。しかし,ここからは最初のピークの三国峠への800m近い登りが始まります。三国峠へは2年前にAJ埼玉の「アタック日本海」で同じコースを登ったことがありますが,淡々と登っていけば,それほど苦労しなかった記憶があります。
やがて赤谷湖新三国大橋を通過し,カーブが55個所ある三国峠へのつづら折りに入ります。カーブごとに分数のように○/55という標識が立っていて,この数字を頼りにひたすらペダルを回し続けます

三国トンネル入口
 三国トンネル入口
その三国峠(77km地点)には午後2時20分に到着。2年前に走ったときの記録では,湯宿温泉からここまで1時間41分かかっていますが,今回は1時間38分でほぼ同じタイムです。三国トンネルを抜けて新潟県に入ると,長いダウンヒルが始まります。数回,短い登りが現れますが,これも記憶に残っているので辛く感じることはありません。登りでだいぶ時間の前借りをしてしまったので,「借金返済,借金返済」と唱えながら,ほとんどブレーキをかけずに苗場,越後湯沢へと下っていきます。

途中,一回休憩を入れてダウンヒルを下りきったところが新潟県南魚沼市の六日町122km地点)で,ここから日本海に面した柏崎へ最短距離の道を進みますが,この先は初めて通るルートです。やはり噂通り,いくつかあるトンネル内の路面は最悪で,自転車(とライダー)の耐久試験をしているようなコンクリートの荒れた路面が続きます。普通のトンネルではなく,カマボコ型のスノーシェードが長いトンネルとなっている部分は,まさにSF映画『砂の惑星』に出てくる巨大ミミズのモンスターの口に飲み込まれたような感じで息苦しく,外に出るたびにほっとします。

十日町橋で信濃川を渡る
十日町橋で信濃川を渡る
十日町で信濃川を渡り,午後6時ごろになると日が傾き始め,明るいうちに日本海を見ることは無理そうです。7時を過ぎると,完全に夜間走行に入り,すっかり暗くなった柏崎港のPC2(180km地点)に着いたのは7時50分で,予定より1時間近い遅れで貯金は1時間ほどしかありません。ここのコンビニでは白いご飯を買い,持参してきたインスタントの野菜カレー(熱湯をかけるタイプ)をかけてカレーライスの夕飯をとります。
柏崎のPC2
 柏崎のPC2



湯宿温泉(12:42)-赤谷湖・相俣ダム(12:58)-新三国大橋(13:18)-三国峠(14:20)-苗場プリンスホテル前(14:32)-二居トンネル(14:51)-六日町市街(16:20)-八箇トンネル(17:08)-十日町市街(17:30)-湯川原(17:40)-PC2(19:50)


■ PC3からPC4へ

直江津のPC3
直江津のPC3
柏崎から直江津まで,しばらく日本海沿いの道を走りますが,海の方向は真っ暗闇で何も見えません。「あの山(々)越えて(も)海が見え(ない)」ブルベとなりました。また,夜道では信号のない分岐を見過ごす可能性があるので,慎重に進む必要があります。案の状,そのような分岐の1つ(キューシートにも「行きすぎ注意」とあります)で,ミスコースした他のライダーが前から引き返してきます。
PC2からPC3までは40km弱しかないので,直江津のPC3(218.7km地点)には10時半に到着。しかし,予定からは2時間の遅れで,制限時間ぎりぎりの到着です。次の信州山ノ内にあるPC4(277.1km地点)の制限時間は午前3時半なので,およそ60kmを5時間以内で走ればよい計算ですが,海抜0mから600m近い登りとなります。結局,PC4へは制限時間の30分前に到着します。
信州山ノ内のPC4
 信州山ノ内のPC4



PC3(22:29)-PC4(2:53)

■ 渋峠へ

国道292号線の坊平橋
国道292号線の坊平橋
PC4から最後の難関,長野と群馬の県境にある渋峠(標高2172m)は,1600mほどの登りとなります。いきなりの急勾配の坂を上りきると国道292号線に合流して,坊平橋を通過するころになると空はすっかり明るくなっています。脚の筋肉の疲労はあまりないものの,自転車の重さが全身にかかってくるように感じられます。さらに,サドルバッグに重心が偏っているため,急坂では後ろに引き戻される感じがします。やむなく,ところどころで押し歩きを交えて先へ進みます。歩きの速度は4~5km/hですが,PC4を出て以来,1人のブルベライダーにも抜かれていません。ここでふと頭によぎったのは,自分が最後尾で,まだPCに残っていた参加者はみな賢明な判断をしてDNFしてしまったのではないかということです。確かに今のペースでは,ゴールは微妙な感じです。そうすると,自分は無駄な努力をしているように思えてきます。そこで,残りの距離を平均時速20km/hを超えて走らなければならなくなった段階で,DNFしようと決めます。

陽坂の道標
陽坂の道標
斜度10%の坂を越え,横手山スキー場を過ぎて標高1820mの陽坂に差し掛かったところで時刻は7時。あと350m登ったあと,残り100kmを5時間以内で走らなければならないことがわかり,ここで完走は断念します。いつもなら夜明けとともに解消される睡魔もますます強くなっています。しかし,DNFするにしても,渋峠を越えて草津へ下り,一番近い鉄道駅の群馬大津までは30km以上あります。その一方,今登ってきたばかりの道を戻って20kmほど下れば,長野電鉄の湯田中駅があります。というわけで,ここで登ってきたばかりの道を引き返すことにします。

湯田中温泉郷へ
 湯田中温泉郷へ
それまでとはうって変わって爽快なダウンヒルを開始してしばらくすると,ゆっくりと登ってくる4~5人のブルベライダーとすれ違います。自分が最後尾ではなく,まだ完走できると思って走っている参加者がいたことにちょっと驚きます。自分もあと5kmほど我慢して頂上まで登ればよかったかもしれないと思いますが,もうDNFの決定をしてしまったので,その参加者たちに挨拶をしながら下り続けます。湯田中駅に着くと,9時の電車の発車まで時間があったのでブルベ主催者にDNFの連絡をしたあとでゆっくり輪行の準備をし,長野経由で東京に戻ったのは正午ごろでした。


坊平橋(5:00)-水無池(5:26)-丸池(5:40)-横手山スキー場(7:05)=湯田中(8:15)


■ まとめ

練習不足,というより練習ゼロでは,残り100kmに渋峠を登る山岳コースに挑戦するのは,やや無理があったようです。もし,あのまま渋峠を越えていたら,どうなったかわかりませんが,このあたりが現在の自分のレベルだと思います。このようなコースを走る場合には,十分なヒルクライムの練習と,自転車(と自分)の軽量化が必要だと思います。10kg以上あるクロモリの自転車をこれ以上軽くすることはできないので,装備を切りつめ,自分をシェイプアップするしかありません。装備の重心バランスも大事で,今回は自転車を取り回しているときにバランスを崩して倒してしまうほどでした。また,ギアも(F48/34-R12~25)という標準仕様なので,1段階軽いギアを検討することもありえるでしょう。

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