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アウトドア日和

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大弛峠から金峰山へ

大弛峠から金峰山へ

前回6月のブルベ(青葉200km富士)でのロングライドから3カ月半、この夏のアウトドア活動はずっと休止状態でした。秋からの復帰を予定しているブルベ、そしてトレイルランに備えて、そろそろ体を動かさなければと思って選んだのが、「大弛峠(おおだるみとうげ)」(2,365m)への自転車でのヒルクライムと、そこを起点とする「金峰山(きんぷさん)」(2,599m)登山です。

ヒルクライム+登山の装備
ヒルクライム+登山の装備
どんな登山でも早出が原則なので、「大弛峠」には早朝に着いている必要があります。ただし、最寄りの駅の「塩山(えんざん)」から峠までの標高差は約2,000m、自転車で少なくとも5時間はかかるということなので、逆算すると、駅を午前1時か2時に出発する必要があります。そこで、今回は都内から中央本線の終電で「塩山」まで輪行し、そのまま駅から峠に向かうことにしました。つまり、徹夜のヒルクライムです。眠気さえ我慢できれば、まだ暑さの厳しい昼間に走るよりも楽で、交通量も少ないことがメリットです。

深夜に「塩山」に到着するとすぐに自転車を組み立て、予定通り午前1時ごろに出発します。気温は都内に比べるとすいぶん低く、風を切って走っていれば、ほとんど汗をかかずにいられます。これなら水分補給はペットボトル1本で足りそうです。
峠へのルートは事前に調べてあったものの、暗いこともあって2回ほどミスコースしかかります。それでも、なんとか牧丘町の市街地に入り、「クリスタルライン」と呼ばれる県道(柳平塩山線)に入ると、あとは峠までの一本道です。
塩山駅を出発恵林寺前を通過牧丘町の市街地
塩山駅を出発(0:55)恵林寺前を通過(1:30)牧丘町の市街地(1:45)

牧丘第一小学校を過ぎたあたりから明らかに勾配が増し、斜度6%以上の登りが30kmほど続きます。ここから、ほぼ2,000mを登ることになるわけで、普通のブルベでの獲得標高と遜色ありません。さらに、今回は自転車用の装備(輪行袋、修理セットなど)だけでなく、登山用の装備(約5kg)をリュックに入れて背負っているので、かなりのハンデがあります。
出発してから約20km地点の「琴川ダム」を過ぎたところで「川上牧丘林道」に入ります。まもなく、勾配が緩くなって体感的にはほぼ平らな区間が数キロ続きますが、すぐに元の勾配に戻り、休みを何度か入れつつ登っていきます。休みといっても、立ち止まるのではなく、自転車を押し歩くことで腰の筋肉を伸ばしつつ、少しでも距離を稼ぐという作戦です。
5時20分に、峠まであと10kmの標識があり、5時53分にあと6km、6時4分にあと5kmとカウントダウンが始まります。このあと、いくつか急勾配のヘアピンカーブの攻撃を受け、ようやく「大弛峠」にたどりついたのは、ちょうど7時のことでした。普通なら5時間のコースを1時間オーバーの6時間かかっています。
琴川ダム前を通過峠手前5km地点急勾配のヘアピンカーブ
琴川ダム前を通過(4:27)峠手前5km地点(6:04)急勾配のヘアピンカーブ(6:31)

大弛峠」に着くと、事前に宿泊の予約をしてあった山小屋「大弛小屋」に向かいます。小屋は林道からすぐ近くにあり、中に入るとさっそく山登りの支度です。やはり、この標高では肌寒いので、上下ともゴアテックスのレインウェアを着ることにします。ここまで徹夜のヒルクライムで疲労困憊の状態でしたが、「金峰山」の頂上までの距離はわずか3.6km、片道2時間のコースなので、とりあえず登山口に向かいます。登山道には小石が多く、走れそうな部分はあまりありません。といっても、残っている体力ではとても走る気になれません。
大弛峠に到着車で混雑する峠大弛小屋
大弛峠に到着(7:00)車で混雑する峠(7:03)大弛小屋(7:04)
大弛小屋の中金峰山へ出発岩場もある登山道
大弛小屋の中(7:06)金峰山へ出発(7:36)岩場もある登山道(8:36)

中間地点の「朝日岳」(2,579m)は、出発から50分程度で通過。普通の登山のペースです。空は曇り、下界への眺望もありません。やがて森林限界を超えたようで、岩と灌木だけのコースとなりますが、依然として遠くは雲の中です。9時54分に「金峰山」に到着しますが、ここでも見晴らしは利かないので、少しだけ休憩したあとで来た道を戻ることにします。
朝日岳を通過金峰山に到着下界の眺望
朝日岳を通過(8:47)金峰山に到着(9:54)下界の眺望(10:15)

実は、今回の山行では、翌日に東の尾根をたどって「甲武信ヶ岳」(2,475m)にも登ろうと考えていましたが、すでに予想外に疲れてしまったので、その計画は中止することにしました。そう決まれば、翌日に体力を残す必要はなくなったので、できるだけ急いで山小屋へ戻って休みたくなります。再び「朝日岳」を通過し、往路の時よりも40分ほど短い時間で「大弛峠」に到着です。
峠では、これから登山に向かう人、テントを設営している人などさまざまです。駐車場は、車でほぼ満杯のようです。山小屋の宿泊をキャンセルすれば十分日帰りができる時間ですが、小屋に迷惑がかかると思い、1泊することにします。山小屋に入るとさっそく布団を敷いて横になりますが、思ったほど眠れず、5時半ごろには夕飯となります。メニューは「すき焼き+おでん」という組み合わせです。他の宿泊者と山登りの情報交換をしたあと、7時過ぎには消灯となります。
朝日岳を通過大弛峠に到着山小屋の夕飯
朝日岳を通過(10:56)大弛峠に到着(11:52)山小屋の夕飯(17:20)

翌朝は、前日よりも天気がよく、絶好の登山日和です。一晩寝て、体の疲れはだいぶ取れていたので、計画通り「甲武信ヶ岳」に登ろうかと一瞬だけ思いましたが、峠から塩山までの長距離のダウンヒルと、その後の輪行の労力を考えると、やはりここで帰るのがよさそうです。
ダウンヒルを開始すると、遠くには南アルプスの山々が見えてきます。さらに下ると、「琴川ダム」付近では富士山の頂も少しだけ拝めます。
長いダウンヒルをほぼ下り終えると、日曜日のこの日、牧丘町では「巨峰の丘マラソン大会」が始まるところです。この大会を事前に知っていたら、エントリーしていたかもしれません。
ダウンヒル開始琴川ダムの先に見える富士山マラソン大会会場
ダウンヒル開始(5:56)琴川ダムの先の富士山(6:38)マラソン大会会場(7:14)

塩山駅」には峠を出てからわずか1時間半であっけなく到着。ところが、改札口に行くと、7時40分の東京行き特急の出発まであと5分しかありません。これに乗るために、自分史上最速の3分で自転車を輪行袋に収め、切符を買い、列車に乗り込みます(ヘルメットを改札口に忘れ、取りに駆け戻るというおまけ付き)。おかげで、自宅には9時半に帰り着きました。考えてみると、峠を出てから3時間半後のことでした。塩山駅に到着
塩山駅に到着(7:33)

■ 距離:34.2km×2=68.4km(自転車)/3.6×2=7.2km(登山)
■ 時間:6時間・1時間半(塩山~大弛峠往路・復路)/
 2時間18分・1時間37分(大弛峠~金峰山往路・復路)
■ Basso Viperでの走行距離:10719.4km


<大弛峠周辺地図>
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コメント


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お疲れ様でした。大弛峠は登りが長過ぎですね。
さて、秋からブルベ再開ということですが、私も怪我が治ってきたので最後のあがきでSRに挑戦予定です。(今年はまだ200、400しか走っていません)またどこかでお会いできると良いですね。

山の子 | URL | 2012-09-28(Fri)21:39 [編集]


山の子 さんへ

コメントありがとうございました。

この夏は暑すぎ、秋に入ると今度は雨や台風となって
なかなか外へ出られませんでした。次のブルベはいきなり
青葉の600km(関東一周)ですが、難易度は低いという
触れ込みなので、うまくすれば完走できるかもしれません。

ブルベ以外でもあちこちロングライドに出かけようと
思っておりますので、山の子さんのブログを参考にさせて
いただきたいと思いますので、これからしばしばアクセス
させていただきます。^^

Bilbo | URL | 2012-09-29(Sat)12:10 [編集]


http://www.burberryluxuryhandbags.com/

お世話になります。とても良い記事ですね。

バーバリー バッグ | URL | 2013-04-08(Mon)17:11 [編集]


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