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飛龍山~雲取山トレイルラン

飛龍山~雲取山トレイルラン
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この秋2回目のトレラン練習コースとして選んだのは、3年前に日帰りで登ったことのある「雲取山」(2017m)です。前回は、「鴨沢-雲取山-七ツ石山-奥多摩駅」という全長約30kmのルートでしたが、今回はバリエーションルートとして、山梨県の丹波山(たばやま)から山梨百名山の一つ「飛龍山[大洞山]」(2077m)へ登り、そこから奥秩父縦走路を東へ向かって雲取山をめざします。
なお、今回は事前に作成したルートラボのデータをナビげーションシステムに取り込み、地図と併用することにします。
今回のトレイルランニング・コース

奥多摩駅早朝、始発電車で出発し、立川、青梅で乗り継いで奥多摩駅に着いたのが6時半前。11月に入りましたが、思ったよりも寒くはありません。丹波山行きのバスが出るまで30分ほど待っているうちに、2、3人だったハイカーの姿が7、8人くらいになっています。それでも、この日は平日なので、週末に比べるとだいぶ少なめです。バスが発車すると青梅街道をゆっくりと西へ向かいます。奥多摩湖を過ぎて山梨県に入ると、あたりはいっそう山深くなり、次第に道の勾配が増してきます。思えば、今年の5月、自転車で都内の自宅から丹波山の道の駅までを往復しましたが、バスだとむしろずいぶん遠く長い距離に感じます。

バスの乗客のうち、雲取山へのメインの登山口となっている鴨沢で4、5人が下車し、丹波山村の役場前で2人が下車すると、終点の「丹波山バス停」(620m)で降りたのは自分1人だけです。この時点ですでに8時。山登りには少し遅めのスタートです。
丹波山村のメインストリート(?)で、登山口の目印となっているガソリンスタンドの手前に、「サヲウラ峠登山口」という小さな道標があります。駐車場やトレイなどはない、まったくマイナーな登山口ですが、自分にはこれくらい質素なほうが好みです。狭い舗装路を山に向かって上っていくと、「高圧電流」が流れているフェンスがしばらく続きます。畑の農作物を野生動物による食害から守るためのものと思われます。その先には、さらにいくつか金網のドアがあって、ずいぶん厳重な感じです。
丹波山バス停から登山口へ
丹波山村から登山口へ

フェンスで守られた畑
フェンスで守られた畑

トレイルへ入る
トレイルへ入る

勾配のきついトレイルが続く
勾配のきついトレイルが続く
ようやく自然のトレイルに入ると、思っていたよりもしっかりした登山道となっています。ただし、走るには勾配がきつすぎるのでゆっくりしたペースで最初の通過ポイントの「サヲウラ峠」(1406m)へと登っていきます。脚への負荷を分散させるため、途中で木の枝を2本拾ってストック代わりにします。峠近くの展望のきくところでは、山々の向こうに富士山の頂上が顔をのぞかせているのが見えます。前日の天気予報では、この日は気温が低く、木枯らし1号が吹きそうだ言っていました。たしかに、ときどき冷たい風が吹きつけてくるので、体を冷やさないようにウインドブレーカーを着ることにします。ただし、体を動かしていることもあり、持ってきていたフリースを着込むほどの寒さではありません。

周囲が開けた尾根道の上に出ると、そこがサヲウラ峠です。出発してからここまでの所要時間は1時間40分と、標準コースタイムと同じ時間がかかっています。ここまで人の姿はまったく見かけません。冷たい風は収まり、気温も高くなってきたので、ここでウインドブレーカーを脱ぎます。この峠で登山道がいくつかに分岐しているので、西の「熊倉山」(1624m)への広い尾根をたどります。勾配はやや緩くなったものの登り基調の道なので、鮮やかな紅葉を眺めながらのんびり歩いていくと、40分ほどで熊倉山に到着します。
サヲウラ峠を通過尾根から見る富士山熊倉山/ナビでの位置
サヲウラ峠を通過尾根から見る富士山熊倉山/ナビでの位置

ここからさらに1時間ほど登り続け、小さな岩場を越えたところが「前飛竜」(1954m)です。ここからは眺望はすばらしく、富士山もはっきりと望むことができます。このあたりで単独、そしてペアのハイカーとすれ違います。
引き続き尾根を北に向かうと、この日の最高峰「飛龍山」が待ちかまえています。飛竜山の手前の「飛龍権現神社」(といっても小さな祠があるだけ)には巻き道がありますが、せっかくなので頂上に登ることにします。しかし、そこは木々に囲まれていて、山梨百名山とされているわりには登りがいのない山です。すぐに下ると、1人のハイカーとすれ違い、相手も「やっと人がいた」とのことです。ここから先は、あまり高低差のない縦走路が雲取山の直前まで続きます。ようやく走れると思ったものの、トレイルの幅は細く、トラバース用の板張りの「渡り廊下」があったり、笹が密生しているために浮き根や谷側の斜面が隠れていたりするので、なかなかスピードを出せません(一度、根につまづいて転倒)。途中、木陰で突然大きな雄ジカが現れたのにも、一瞬クマかと思って驚かされます。
前飛竜を通過前飛竜から見る富士山飛龍権現神社
前飛竜を通過前飛竜から見る富士山飛龍権現神社
 
飛龍山の頂上片側が谷の細い道が続く道のないところは「渡り廊下」
飛龍山の頂上片側が谷の細い道が続く道のないところは「渡り廊下」

三ツ山」(1949m)の南側を巻いて「狼平」あたりまで来たところで、ようやく尾根の幅が広くなって安心して走れるようになります。やがて尾根の先には雲取山が見えてきますが、「三条ダルミ」から先は最後の急登となります。途中、ヘリコプターの音が聞こえてきて、雲取山のヘリポートも近いことがわかります。あとはひたすら黙々と体を上に運ぶだけです。そして、頭上には青空しか見えなくなったと思ったら、そこが頂上でした。3年前とは違ったルートのため、いきなりの頂上だったので、少々面食らいます。
テントが張れそうな狼平雲取山の頂上頂上から見た富士山
テントが張れそうな狼平雲取山の頂上頂上から見た富士山

今の時刻は2時過ぎ、鴨沢から出る奥多摩駅行きのバスの時間を確かめると、午後4時過ぎに1本、その次は5時過ぎです。4時のバスに間に合うためには、2時間弱で下山する必要があります。標準コースタイムは3時間半ほどなので、これは走るしかありません。昼食をとるのをあきらめて、すぐに南の縦走路から下山することにします。下山道は、基本的に下るだけの十分な広さがある道で、ようやくトレランらしいスピードが出せます。
走りながら、この時間になっても登ってくるソロやグループのハイカーと次々にすれ違います。テント泊か山小屋泊まりなのでしょう。その代わり、下山中のハイカーは見あたりません。たしかに、下山するにはもう遅い時間です。
ゼリー飲料を半分飲んだだけで、それ以外は栄養を取らずにここまで来ましたが、脚は快調に動いてくれます。やがて、鴨沢に近づくにつれて、次々に下山中のハイカーを追い越すようになります。みんなのんびり下山しているようなので、登山口近くの駐車場にマイカーを停めている人たちなのかもしれません。そして、4時15分ごろに鴨沢に到着。雲取山からの所要時間は2時間です。残念ながら、バスは10分前に出たあとです。幸い、日が落ちてもそれほど冷え込んでいないので、次のバスが来るのを待つのも問題はありませんでした。
石尾根縦走路雲取奥多摩小屋を通過雲取山登山道入口
石尾根縦走路雲取奥多摩小屋を通過雲取山登山道入口


[雑感]
2000m級以上の山へ日帰りでトレランに出かけると、いつも前半は写真を撮りながらのんびりと風景を楽しみ、後半はバスの時間を気にして駆け下るというパターンになってしまいます。次は、もう少し余裕をもって短い距離のコースを走りたいと思います。雲取山へは、次は雪が降ったときに来る予定です。
持参したナビゲーションシステムは、分岐での進路や、目的地までのおおまかな距離を確認するのに役立ちました。8時間ほどのトレイルランで、必要なときにだけ電源を入れるようにしたら、バッテリーはまだ4分の3ほど残っていました。
丹波山から雲取山まで木の枝をストック代わりに使ったせいか、左肩に筋肉痛が出ています。普段使わない筋肉を酷使したようです。ちゃんとしたストックだったら、こういうことはないのかもしれません。

【距離】 23.6km

【獲得標高】 上り:1861m/下り:1933m

【コースタイム】
<バス>(980円)時間
 奥多摩駅7:00
 丹波山7:56
  |
<トレイルラン>時間
 丹波山7:58
 サオラ峠 9:37
 朝倉山10:17
 前飛龍11:14
 飛龍権現神社11:51
 飛龍山12:08
 狼平13:26
 三条ダルミ13:52
 雲取山14:16
 ブナ坂14:57
 鴨沢16:14
 |
 <バス>(610円)時間
 鴨沢西17:04
 奥多摩駅17:43

【装備】
 上:カットソーTシャツ+春・秋用長袖サイクルジャージ(+ゴアテックスレインジャケット)
 下:7分丈ドライパンツ+サイクリング用レッグウォーマー
 シューズ:SALOMON SPEEDCROSS 2
 ザック:26リットル

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コメント


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なんか絶景なところを走られていますね。
もうちょっと若けりゃ挑戦したいけど・・・

MuAuan | URL | 2012-11-07(Wed)22:09 [編集]


MuAuanさんへ

コメントありがとうございます。

山に来る人は、実はブルベに比べると平均年齢はずっと
高いのです。ブルベで精神力を鍛えているウアンさん
なら、いつでも始められると思います。使う筋肉がちょっと
違いますが、慣れれば日本のたいていの山は登れますので、
いかがですか。山でMTBを乗っている人もいますし…

Bilbo | URL | 2012-11-07(Wed)23:08 [編集]


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