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アウトドア日和

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川乗山から棒ノ折山へ

川乗山から棒ノ折山へ
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12月最初の週末は、3週連続となる奥多摩でのトレイルランです。今回は、青梅線の古里(こり)駅をスタート地点にして北上、「赤久奈山」(924m)を経由して「川乗山/川苔山」(1363m)に登ります。そのあと「日向沢ノ峰」(1356m)から東に向かい「長尾丸山」(958m)、「棒ノ折山(ぼうのおれやま)」(969m)を通過して、秩父の「名栗湖/有間ダム」にゴールします。時間があれば、「名栗湖」の近くにある温泉「さわらびの湯」に立ち寄ってから、飯能経由で帰るというプランです。

早朝の古里駅で降車したのは自分1人。この週末は寒波が関東地方に南下してくるという予報ですが、思ったほど寒くはありません。上下ともウインドブレーカーを脱ぎますが、今回は冬用サイクルジャージの下はノースリーブではなく、アンダーアーマーの長袖Tシャツを身につけています。また、ランニング用キャップも耳当て付きのものにして、ネックウォーマーとマスク(普通の不織布のもの)も装着します。駅舎の裏手に回ると、地図とポータブルナビでさっそく登山道を探します。すると、すぐに「川乗山」への道標が見つかります。しかし、自分で作ったデータをポータブルナビで表示したルートとは方向が異なるようです。ここは、ナビ表示のルートで行くことにして、熊野神社の横からいきなり始まる登山道らしき道を進むことにします。しかし、登るにつれてルートには人の踏み跡が途絶え、急勾配となってヤブこぎ状態となります。勾配の角度も場所によっては45度を超えていそうです(あとで確認したら、500m進んで250m登るという急登)。
早朝の古里駅川乗山への道標暗く、踏み跡がない状態の登山道
早朝の古里駅川乗山への道標暗く、踏み跡がない状態の登山道

倒木をまたぎ、何度もトラバースを繰り返しながら、ようやく尾根の上の登山道にたどり着いたときは、出発してから1時間もたっています。最初に見た道標に従っていれば、「ズマド山」(724m)の西をかすめてすぐに尾根に出るところ、この山の東側を直登するルートをとってしまったようです。ルートラボでは波線表示されていましたが、それは「廃登山道」のようです。気を取り直して「川乗山」方面に進むと、森林浴気分で歩ける尾根道が続きます。空には厚い雲が広がって日差しはなく、トレイルは前日の雨で湿っていますが、それが落ち葉の香りを強めているようで、晩秋の雰囲気を満喫できます。さらに、次第にモヤが出てきて、ちょっと幻想的な雰囲気にもなります。
序盤に急登があったせいか、少々の登りでも楽に感じられます。「赤久奈山」の山頂はあまり特徴がなく、立ち止まらずに通過します。
登山道に合流晩秋の色濃い尾根道赤久奈山の頂上
登山道に合流晩秋の色濃い尾根道赤久奈山の頂上

やがて南に眺望が開けると、あちこちの山々もモヤに包まれているのがわかります。何度か小雨が降ってきますが、いずれも数分でやみ、雨具兼用のウインドブレーカーを身につける必要はなさそうです。ルートはやがて林道と合流したあとで、「川乗山」へと続く山道を登っていきます。登山地図を見ると、「川乗山」手前ではいくつかのルートが複雑に交錯していますが、道標に従っていけば問題ありません。手書きで「狼住所(オオカミスンド)」と書かれた道標からは、鳩ノ巣や奥多摩へ下るルートがあります。「川乗山」が見えてくると、なだらかな尾根が頂上へと続いています。このとき、それまで曇っていた空の一部に青空が広がり、頂上への到着を待ってくれていたかのように日が差してきます。
モヤにかすむ山々川乗山の手前の三叉路頂上に延びる尾根
モヤにかすむ山々川乗山の手前の三叉路頂上に延びる尾根

川乗山」の頂上は広く、ベンチもいくつか置かれています。ここまで、1人もハイカーを見かけなかったものの、先客のハイカーが2名います。ベンチに座り、今回唯一の補給食であるゼリー飲料を飲むと、体が冷えないうちに次の「棒ノ折山」に向かうことにします。すると、再び空が暗くなり、モヤが立ちこめてきます。気温も上がらないので、走れるところはジョギングペースで進みます。先週に通ったばかりの「踊平(おどりだいら)」を30分後に、さらにその20分後に「日向沢ノ峰」を通過します。すぐに、「棒ノ折山」まであと6kmという道標が見えるので、このルートを下っていきます。
川乗山の頂上踊平を通過棒ノ折山へ
川乗山の頂上踊平を通過棒ノ折山へ

ここからは尾根道が東に延びていて、次第に強くなってくる北風にさらされます。とうとう、雪というよりもアラレのような氷の粒が降ってきます。ただし、固く締まっているので、体に当たってもすぐに下に落ちてくれます。途中、2個所ほどロープを使っての急登がありますが、それ以外は走ろうと思えば走れるので、体温を維持するためになるべく走ることにします。
長尾丸山」の手前からは、今度は本格的な雪となり、木々がまばらな尾根では横殴りの風とともに雪が水平に流れていきます。帽子の耳当てを下げ、マスクを付けて頭部を保温します。
アラレが降り始めるロープを使っての急登長尾丸山を通過
アラレが降り始めるロープを使っての急登長尾丸山を通過

正午を過ぎると、いよいよ雪と風が吹雪のように激しくなり、積もり始めた雪の上で靴がキュッキュッという音を立てます。アイゼンやスパッツを付けるほどではないものの(持って来ていませんが)、雪上トレイルランを楽しむ余裕はあまりありません。これが3000m級の山だったら、相当厳しい状況でしょう。ただし、体を動かし続けている限り寒さはそれほどでもなく、予備のフリースの上着やフェイスマスク、冬用手袋や帽子などを取り出す必要は感じません。この尾根上では、「槇ノ尾山」(945m)の手前で1人のハイカーとすれ違っただけです。
幸いにも、「棒ノ折山」に近づくと、天候が急速に回復して青空が広がってきます。そして、頂上に到着すると、暖かい日差しさえ差しています。この日は山の頂上に着くたびに天気がよくなる巡り合わせのようです。
槇ノ尾山を通過雪道を走る雪の棒ノ折山
槇ノ尾山を通過雪道を走る雪の棒ノ折山

棒ノ折山」の広い頂上には、南や西からのルートから登ってきたと思われるハイカーが何人も休んだり、記念写真を撮ったりしています。周囲の山々はまだ晩秋の雰囲気ですが、ここだけは冬山の様相なのが面白いコントラストになっています。「名栗湖」へ向かう下山道を下ると、これから登ってくる数人のハイカーとすれ違います。やはり、ここは人気のハイキングコースのようです。途中の「ゴンジリ峠」からは「名栗湖」の水面が見えるので、ようやくゴール地点が目で確認できます。
棒ノ折山からの眺望名栗湖への下山道ゴンジリ峠から望む名栗湖
棒ノ折山からの眺望名栗湖への下山道ゴンジリ峠から望む名栗湖

ゴンジリ峠」から階段を降りて「白谷沢登山道」に入ると、沢沿いの道のほとんどは滑りやすい岩場です。それなりに雰囲気はあってよいのですが、夏場のほうが気持ちのいいルートでしょう。また、クサリ場などでは慎重に下りるので、なかなか距離を稼げません。午後2時前、「白谷沢登山口」に到着すると、目の前に「名栗湖」が広がっています。青空に紅葉も映えて、2時間前の横殴りの雪は何だったのだろうと思えてきます。この日は、ここから舗装路を下って「さわらびの湯」で汗を流して着替えをし、さっぱりとしてから飯能行きのバスに乗って帰宅の途につきました。
白谷沢登山道クサリもある岩場名栗湖にゴール
白谷沢登山道クサリもある岩場名栗湖にゴール


■ 行 程

JR古里駅6:20
赤久奈山8:15
川乗山9:43
踊平10:15
日向沢ノ峰10:36
長尾丸山11:54
槇ノ尾山12:17
棒ノ折山12:34
ゴンジリ峠12:41
名栗湖13:52

■ 感 想

途中、雪に降られましたが、全長20kmほどの低山トレイルランを満喫することができました。今回も、ポータブルナビがとても役に立ちましたが、うっかりすると頼りすぎてしまうので要注意です。
この数週間で、奥多摩北部の登山道の様子がだいぶわかってきたので、来年あたりは「棒ノ折山-蕎麦粒山-天目山-酉谷山-白岩山-雲取山」という東京・埼玉の都県境の縦走をしてみたいと思います。

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