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アウトドア日和

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BRM330東京300km甲斐

BRM330東京300km甲斐BRM330東京300km甲斐
↑ クリックでコースマップ表示

今年のブルベは2月に200kmを2本走り,今回は一段階上の300kmです。この「BRM330東京300km甲斐」は獲得標高が3600mを超え,難易度も星4つ(★★★★)とされていますが,時間をめいっぱい使えばなんとかなるだろうと考えエントリーしました。また,最低限,メカトラブルだけは避けようと,久しぶりにY's Roadでディレイラーとブレーキを中心としたクイック調整を依頼しました。また,タイヤは前回の交換からの走行距離が3500kmほどになっていたので,この機会に前後とも「Panaracer Race D Type 2」を新調します。これで安心してダウンヒルを下れそうです。
当日の天気は何度も天気予報で確認していましたが,いずれも曇りの予想です。雨は降っても一時的で,週末に花見に出かけるなら日曜日よりもこの土曜日がよいだろうということです。この時期は昼夜の寒暖差が大きいためにウェアの選択には迷いましたが,春夏用の長袖ジャージを選択します。寒くなれば,レインウェア兼用の「モンベルULウインドジャケット」を着用する予定です。グローブは薄手のインナーグローブの上から指切りグローブを重ねます。ヘルメットには,自作のシェード(風防)と,夜間のキューシート確認用に小さなLEDライトを取りつけています。

今回のブルベは受付が4時から,スタート時間が午前5時と早めなので,土曜日の深夜3時少し前に20km先のスタート地点(神奈川県川崎市の等々力緑地)に自走で向かいます。満開の夜桜を長めながら中野通りを南下しますが,睡眠時間が短かったせいか,今回もうっかりルートを外れ,しばらく迷走してしまします。それでもなんとかスタート地点に着くとブルベライダーが集まっていますが,思ったよりも人数は少なめです。そして,車検が済み次第,用意ができたライダーからスタートしていきます。ルートは,まず川崎から北西へ延びる「府中街道」で青梅方面へ向かいます。天気予報どおり空には厚い雲がかかっていますが,ロングライドにはちょうどいい気温です。
早朝3時に中野を出発ブルベの受付風景府中街道を西へ
早朝3時に中野を出発ブルベの受付風景府中街道を西へ

20km過ぎの聖蹟桜ヶ丘あたりはずいぶん昔の学生時代に住んでいたところなので,懐かしく思いながら通り過ぎます。ここまでの所要時間はおよそ1時間で,市街地走行にしては悪くないペースです。この先では細かく右左折を繰り返すことが多くなりますが,以前に走ったブルベルートと同じなので安心して走れます。44km地点の鯉川橋交差点は,7時過ぎに通過。所要時間は2時間ほどなので,平均時速20kmはまだ保っています。しかし,ここで予想外の雨が降り始めてしまいます。幸いにも大粒の雨ではなく霧雨という感じですが,いったんストップしてウインドブレーカーを羽織ることにします。今回,ヘルメットに取り付けていた風防のシェードですが,これがうまい具合に冷たい雨粒が直接顔に当たるのを防いでくれます。降り続く雨の中,しばらく吉野街道を走ると,63.7km地点の古里駅前にあるPC1に8時15分ごろに到着します。時間の余裕は1時間ほどできています。
聖蹟桜ヶ丘を通過本格的な雨に古里駅前のPC1
聖蹟桜ヶ丘を通過本格的な雨に古里駅前のPC1

しかし,ここから最初の難関「柳沢峠」(△1477m)へ向けて青梅街道の長い登りが始まります。PC1を出てから20分ほどで奥多摩駅の前を通過しますが,ここがリタイアの最初の判断ポイントです。この先,峠を越えて甲州市街まで降りないと,輪行の手段はありません。ここは天候の回復を期待して先に進むことにします。しかし,奥多摩湖畔では,道路上の電光掲示板に「凍結注意」「只今の気温5℃」との標示があります。そんな話は聞いていなかったと思いながらも,先に進むしかありません。今回は「修行ブルベ」になりそうです。幸いにも,しばらく走っているうちに路面はドライになり,空も心なしか明るくなった気がします。ところが,高度が上がるにつれて,今度は霧が出てきて温度は3℃にまで下がっています。ここで冬用ジャージを着てこなかったことを後悔します。体温を維持するためには,ペダルを回し続けるしかありません。「柳沢峠」の少し手前に「奥多摩湖源流の湧水」という看板の出ている「わらび餅」のお店があり,ブルベライダーが休んでいるので,自分もここで少し休み,補給食用に「名水わらび餅」を買ってから再スタートします。それから約30分で110km地点となるこの峠を通過します。ここにはドライブイン風の食堂があって休憩するにはよい場所なのですが,時間が押しているのでそのままダウンヒルへと向かいます。
気温5℃の奥多摩湖名水わらび餅を購入柳沢峠を通過
気温5℃の奥多摩湖名水わらび餅を購入柳沢峠を通過

柳沢峠」からのダウンヒルは,天気がよければ爽快なはずですが,寒さのせいで思い切りスピードが出せません。市街地まで下りきるとようやく低い気温から解放され,沿道のあちらこちらにはピンク色の花を咲かせている桃の花が見られます。天気さえよければ,最高のサイクリング日和となったはずです。160km地点の富士川橋のPC2は,通過制限時刻の1時間前に通過し,時間の余裕は現状維持です。ここから河口湖までは再び登りが続くため,休憩は最小限度にとどめて再スタートを切ります。今回のブルベの第2のピークとなる「若彦トンネル」(△1010m)は6時前に通過します。
鮮やかな花をつけた桃の木富士川橋のPC2若彦トンネル
鮮やかな花をつけた桃の木富士川橋のPC2若彦トンネル

河口湖畔を走る河口湖畔を走る頃にはすっかり日が落ちています。夜になって寒さが増してきたので,途中のコンビニでマフラー代わりのフェイスタオルとゴム手袋を購入してなんとか走り続けます。そして216km地点の山中湖畔にある通過チェックポイントのコンビニに着くと,併設されている休憩室では何人かのブルベライダーが休んでいます。このあと「道志みち」の「山伏峠」(△1141m)を越えれば,あとは長い下りが続くので,完走の可能性が見えてきます。そこで,まだ休んでいる人たちより先に「道志みち」に向かいます。ところが,この下りがかえって曲者です。スピードを出して下りたいものの,再び降り始めた雨と,向かい風,暗い道,対向車のヘッドライト(まともに目にはいると,しばらく前が何も見えなくなります)のために,なんと時速20km以下でしか下れません。それ以上のスピードを出すと,たちまち体が凍えてしまいそうです。そんな中,後続のブルベライダーが次々と猛スピードで追い越していきます。みな,きちんとした雨装備もしくは寒さ対策をしているのでしょう。この雨と気温では,薄手のジャージと極薄のウインドブレーカー,指切りグローブでは無理があったようです。ずっとブレーキをかけ続けている指は,寒さで限界に近づきつつあります。新タイヤにしておいたことだけは幸いでした。さもないと,濡れた路面でのグリップが心配で,さらにスローダウンするところです。

相模原のPC3頭の中の計算では256km地点の相模原のPC3には,制限時間ぎりぎりで間に合う予定でしたが,この区間のダウンヒルで時間を稼ぐどころか,かえってロスしてしまい,あと数キロというところでタイムアウトの時間となります。さらに,後輪が突然重くなったと思ったら,タイヤとフレームが接触しています。自転車から降りてホイールをはめ直したところに後続のライダーがやってきて「もうタイムアウトですから,いっしょにゆっくりPC3へ向かいましょう」とのこと。このライダーは寒さで脚がつってしまったそうです。こうしてPC3には制限時間から20分遅れで到着。ぎりぎりで間に合ったライダーたちがゴールをめざして出発していくところでした。
さしあたっての問題はどうやって家に帰るかということですが,雨の中,残り40km少々を走る気力は残っていません。やはり,最後の手段のタクシー輪行しかありません。一緒にDNFしたライダーもタクシーで帰るとのこと。コンビニの店員さんにタクシーを呼んでもらって,最寄りの鉄道駅に向かいます。一番近いのは相模湖駅ですが,都内までの接続を考えて高尾駅まで行ってもらうことにします。タクシーのトランクにロードバイクを押し込み30分ほどで高尾駅に到着。この日で唯一ラッキーなことに,10分後(0:13)に上りの最終電車が出るところでした。防寒アルミシートを使った簡易輪行袋で自転車を包んで電車に乗ると,いつの間にか眠ってしまい,終点の中野に着いたときに駅員さんの「終点ですよ」の声で目をさまし,自宅に戻ったのは1時頃でした。

等々力緑地 (5:00)-聖蹟桜ヶ丘(5:58)-鯉川橋(7:11)-古里PC1(8:15)-奥多摩駅前(8:49)-奥多摩湖畔(9:15)-鴨沢(9:41)-丹波山(10:13)-柳沢峠(12:21)-富士川橋PC2(14:45)-若彦トンネル(17:47)-山中湖旭ヶ丘(19:48)-相模原PC3(22:30)

■ 走行距離:257km(ブルベ)+20km(自走)=277km
■ 平均時速:16.8km/最高時速:52.5km


BRM330通過チェック用レシート

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コメント


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お疲れさまでした
今回のブルベは寒さと雨で大変だったようですね

道志みちは雨だと貯金するはずが
下りがきついので逆に借金になってしまうので辛いですよね

ちなみに聖蹟桜ヶ丘に住んでらしたのですね?
ひょっとしたら同じ大学かもしれませんね?

のりぞー64 | URL | 2013-04-08(Mon)01:47 [編集]


のりぞー さんへ

コメントありがとうございます。

山に行くときは慎重にウェアの予備など持っていく
のですが、自転車だと遭難の心配はないので、つい
手を抜いてしまいます。
聖蹟桜ヶ丘は、大学時代に住んでいたアパートの最寄り
駅で、そのアパートは野猿街道沿いにありました。今度
ブルベでお会いしたときは、そんなローカルなお話が
できればと思います。

Bilbo | URL | 2013-04-08(Mon)09:43 [編集]


はじめまして。あじこぼと申します。
私もBRM330に参加しました。
もしかしたら河口湖大橋を越えたコンビニでご一緒だったと思います。ゴム手袋を買われていた方でああと思いました。
いやはや雨と寒さでのお互い大変なブルベになりましたね。そもそも天気予報を信じた自分がバカでした。あはは
また何処かでお会いしたらよろしくお願いします。

あじこぼ | URL | 2013-04-09(Tue)15:30 [編集]


あじこぼ さんへ

コメントありがとうございます。

私もコンビニで一緒だったブルベライダーの方を
覚えておりました。河口湖まではよかったのですが、
やはり雨と寒さは予想外でした。今後は、天気「誤」報
は当てにせずに、万全の準備で望みたいと思います。
どこかのブルベでお会いしましたら、またよろしく
お願いいたします。

Bilbo | URL | 2013-04-09(Tue)17:12 [編集]


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