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アウトドア日和

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BRM413埼玉400フラッと九十九里

BRM413埼玉400フラッと九十九里
BRM413埼玉400フラッと九十九里
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4月中旬、好天に恵まれた週末に開催された「BRM413埼玉400フラッと九十九里」に参加。DNFに終わった2週間前の「東京ランドヌ」主催の300kmブルベ(甲斐)以降、自転車に一度もまたがっていませんでしたが、そのブルベが今回の練習だったと考え直して臨みました。練習不足は体重を減らしてカバーしようとも思いましたが思うようにいかず、「ブルベのために減量」から「ブルベで減量」に方針転換です。
このブルベは、そのタイトルどおり獲得標高が極端に低くて楽そうに思えますが、そのぶん、休まずにペダルを回し続けなければ進まないという罠が仕掛けられています。初心者向けと考えて「フラッと」参加しないほうがいいブルベです。ただし、もっと注意しなければいけないのが気象条件です。さえぎるもののない平地の川沿いのコースでは無風ということはありえず、ブルベライダーは、たいてい向かい風か追い風、もしくは横風、またはそのすべてに翻弄されます。また、この季節、昼夜の寒暖差が大きくて夜間走行が必至の400km以上では、ウェアの選択がパフォーマンスの低下、あるいはDNFにつながります。夜間走行では睡魔も大敵なので、前の日の夜は10時ごろに寝ることにしました。

■ スタート~PC1

ブルベのスタート地点は、埼玉県川口市の神根運動場です。都内の自宅から自走できない距離ではありませんが、このところスタート地点にたどり着くまでにミスコースすることが連続しているので(たぶん寝起きで頭がはっきりしてないせい?)、自重して久々に輪行で行くことにします。スタートは8時と遅めなので、始発でなくても余裕で行けるスケジュールです。
7時少し前に最寄り駅のJR東浦和駅に着くと、自分以外に3人ほどの参加者の姿があります。この様子だと、全体の参加者も多そうです。公園に着くと、参加者の車が受付場所を囲むように駐車しています。この日は天気予報どおり、日なたでは暖かく、日中も気温が20℃くらいにまで上がることが予想されます。ただし、朝の空気は冷たく日陰ではちょっと肌寒くさえ感じます。今回は、とりあえず暑くなるまでは-1℃までの対応を謳った冬用のサイクルウェアで走り、途中で夏用のウェアに着替え、夜になって冷え込んだら再び冬用のウェアを着るという作戦です。さらに、雨具兼用のウインドブレーカーも必携なので、今回は中型(16リットル)のナップサックを背負って走ることにします。その中のスペースに余裕があるので、食糧も少し詰めておきます。
東浦和駅前ナップサックブルベスタート地点
東浦和駅前ナップサックブルベスタート地点

AJ埼玉のスタッフによる短めのブリーフィングのあと、検車を済ませた順にスタートを切ります。わりと最初のほうのスタートで、信号ストップに捕まりながらAJ埼玉では定番の利根川CRに向かうコースを走ります(土手道に上がる目印となっているはずの「スポーツ公園」の看板は、今はなくなっています)。野田の市街を抜けると次第に自分のペースで走れるようになり、幸いにも「利根川CR」は無風状態で快調に通過します。AJ埼玉の多くのブルベでは、利根川に架かる「芽吹大橋」を渡ったあと北西に向かって山岳をめざしますが、この日は逆方向の利根川下流方面へと進路を変えます。
日が高くなり、次第に気温は上がって早くも夏用のウェアに着替えたくなりますが、着替える場所もないのでPC1までは我慢することにします。途中、うっかりミスコースをしたものの、わかりやすいコマ図と前後にいるブルベライダーのおかげでコースに復帰して79.4km地点の河内町役場前のPC1にちょうど正午ごろに無事到着。時間の貯金は1時間15分と、普通のペースです。汗で濡れた冬用ウェアを日に当てて乾かしながら夏用ウェア(クール機能付きの長袖アンダー+半袖ジャージ)に着替え、最低限のストップで先を急ぎます。
越谷市街利根川CR河内町PC1
越谷市街利根川CR河内町PC1


■ PC1~PC2

PC1を出てまもなく長富橋を渡って千葉県に入り、利根川の堤防沿い(利根水郷ライン)を走りますが、「チーム亀太郎」のトレイン「ホリデー快速Naoki号」に追いつかれます。ここは先に行ってもらうことにして、数メートルあとから追いかけることにします。自分のサイクルメーターを確認すると速度はだいたい時速30km前後で、先頭交代もせずに一定のペースを維持しています。佐原市内の信号ストップのタイミングでこのトレインから離れたあとは別の3人くらいのトレインで、次第に強くなってきた向かい風の中を走ります。
このあとは細かい右左折が続きますが、事前のコース予習とナビゲーションシステムの助けのおかげで129.4km地点にある東庄河口堰のPC2には午後2時半前に到着。貯金はおよそ2時間に増えています。ここには20分ほど滞在し、食欲はないもののエネルギー源だと割り切って胃にやさしそうなものを食べることにします。
チーム亀太郎様ご一行吹きさらしの堤防沿いの道東庄河口堰PC2
チーム亀太郎様ご一行吹きさらしの堤防沿いの道東庄河口堰PC2


■ PC2~PC3

コースはPC2から先は利根川を離れ、南下して外房の旭市へ向かいます。ここで今回で唯一の登りらしい登りがあります。といっても高度差は50mほどで、距離は短いので苦労はありません。しかし、旭市の市街地を抜けたあとの県道122号線に入ると、東南からの風が横風となって吹きつけてきます。しかし、千葉のブルベでよく使われる海沿いの県道30号線と比べれば、人家や林のあるところでは風が弱まるので、まだましなのかもしれません。また、時速はなんとか時速20km前後を維持しています。そんなとき、172km地点のあたりで先頭のブルベライダーとすれ違います。折り返しは200km地点なので、<28×2=56km>の差があることになります。時間にすれば2時間の差というところでしょうか。それから数分おきにぽつりぽつりと折り返しのライダーとすれ違いますが、追い風に乗ってかなりのスピードが出ているようです。そうすると、今は苦しいけれど、この風はこのまま止まないでほしいと思えてきます。日没は午後6時ごろで、200.1km地点の一宮海岸のPC3にはすでに日の落ちた午後6時40分に到着。制限時間の2時間40分前です。ここではAJ埼玉のスタッフによるレシートチェックがあります。事前の計画では、このPCで貯金が2時間以上できれば、上総一ノ宮駅前の魚料理店(タカラ亭)で夕食を食べようかと考えていましたが、たぶん胃が受け付けないのと、追い風が吹いているうちに復路を走りたいという思いが勝り、来た道を戻ることにします。
コース唯一の坂県道122号線へ一宮海岸PC3
コース唯一の坂県道122号線へ一宮海岸PC3


■ PC3~PC4

PC3では、これからの夜間走行に備えて洗面所で冬用ジャージに着替えるとともに、真冬用の防寒グロープを装着します。走り始めると、期待どおり北に向かう復路は追い風に助けられ、ペダルを回す脚が軽く感じられます。実際には時速25kmくらいしか出ていなくても、夜間なのでスピードが増幅されて感じられます。暗さのためにミスコースしかかりますが、最低限のロスで事なきを得ます。旭市街を通過すると、夜になってさまざまなファストフード店のネオンが輝き、前を走行していたライダーがいきなり「牛丼食べます」と言って、その1つに吸い込まれていきます。あとから知った話では、ファミレスなどで仮眠をとった参加者も何人かいるようですが、この時は仮眠をとることなど思いつきもしませんでした。
270.8km地点のPC4はPC2と同じコンビニで、制限時間が午前2時のところ、午後11時前に到着します。貯金は3時間できていますが、寒さはより厳しくなり、これからは睡魔とも戦う必要があります。とりあえず、ウインドブレーカーも重ね着することにします。
夜間走行夜の旭市市街東庄河口堰PC4
夜間走行夜の旭市市街東庄河口堰PC4


■ PC4~PC5~ゴール

この区間は往路での記憶も助けになり、問題なく通過します。しかし、深夜の利根川沿いはかなりの寒さに加え、強烈な睡魔が襲ってきます。車の通行量が少ないことだけが救いです。このとき、暖かい飲み物が欲しくても、コンビニはおろか、自動販売機さえ見あたりません。午前2時ごろ、寒さがますます厳しくなってきたところで、たまらずPC5のまだだいぶ手前にあったコンビニに立ち寄り、暖をとることにします。カップスープとおにぎりで夜食を食べていると、ここがPCでもないのに次々に同じ考えのブルベライダーがやってきます。少し暖まったので、再スタートを切り352.5km地点の谷和原古川のPC5には4時13分に到着。貯金はまだ3時間以上あります。このコンビニの店頭に何か大きなゴミ袋がいくつか放り出されていると思ってよく見ると、防寒シートにくるまり、うずくまっている数人のブルライダーでした。防寒シートもなく仮眠中らしいライダーもいて、壮絶な感じです。残りは50km足らずで、まだ時間に余裕があることから、日が昇って暖かくなったら走る作戦なのかもしれません。
PC5を出れば、残りはほぼ知っている道なので先が見えた気がしてきます。午前5時を回ってようやく夜明けを迎えます。あたりが明るくなって睡魔は退散してくれたようです。しかし、まだ気温は低く、利根川から川霧が立ちのぼっています。利根川CRを気持ちよく走り、野田市内に入ってようやく日差しの暖かさを感じます。最後は寒さも眠気も疲れも忘れてゴールすることだけを考え、午前7時半前にゴール。利根川からゴールまで、一人のブルベライダーも見かけることはありませんでした。ブルベの所要時間は、23時間28分です。そういう言い方があるのかどうか知りませんが、これで「サブ・ワン(ディ)」達成です。これは今までの400kmブルベでの自己最速記録です:

 2010:沼津-24時間40分
 2010:ぐるっと房総-24時間44分
 2011:鴨川・犬吠-25時間40分
 2012:清水-25時間2分


ゴール後、ジュースやお茶菓子をいただきながらしばらく脚を休めたあとで東浦和駅へ向かい、輪行で帰宅の途につきました。疲労と眠気で今回はとても自走で帰る気にはなれませんでした。
谷和原古川PC5夜明けの利根川神根運動場のゴール受付
谷和原古川PC5夜明けの利根川神根運動場のゴール受付


■ まとめ

ヒルクライムとダウンヒルを苦手としている自分にとっては、山岳ブルベよりも平坦ブルベのほうが運動能力的には合っているような気がします。ただし、目に映る景色はやはり峠や山道、里山のほうが好きなので、次は同じAJ埼玉の「白馬」とAJ群馬の「あの山越えて海が見える」に出走を予定しています。
今回は前回の失敗を教訓に、2種類のウェア、それも冬用と夏用を用意したのが正解でした。フェイスマスクやネックウォーマーがあれば、なおよかったと思います。細かい問題点(コマ図用のライトの固定、コンビニに食べたくなるものがない、など)はいろいろ見つかりましたが、これは次のブルベに向けての課題としたいと思います。

《通過タイム》
神根運動場(8:00)-越谷市街の歩道橋(8:37)-上赤岩(8:54)-野田橋(9:07)-芽吹大橋(9:42)-河内町PC1(12:00)-河内町PC2(14:26)-袋東(15:40)-大網白里市(17:42)-一宮海岸PC3(18:41)-旭市市街(21:52)-東庄河口堰PC4(22:47)-谷和原古川PC5(翌4:13)-芽吹大橋(5:18)-野田橋(6:08)-神根運動場(7:28)
《最高時速46.6km/h》
《平均時速19.7km/h》

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コメント


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久し振りにお会いできましたね。
我々は佐原の道の駅でランチを食べたまではよかったのですが、そのあと向かい風と新人さんの睡魔に悪戦苦闘してゴールしたのは10時半でした^^;
白馬とあの山こえて~はBILBOさんが得意そうなコースですね!私はこわくてエントリーもできませんがw
またどこかでお会いしましょう~

Naoki | URL | 2013-05-02(Thu)06:59 [編集]


Naoki さんへ

コメントありがとうございます。

その後、PCでもお見かけしなかったので、どうされたの
かと思いましたが、やはり定番のクルベでしたか。
トレインの機関車役と引率、お疲れ様でした。さすがの
リーダーシップです。
白馬とかは、景色が好きなだけで、得意なコース設定と
いうわけではないですが、天気さえよければ楽しんで
走れそうです。
AJ千葉のブルベも予定していますので、またよろしく
です。

B | URL | 2013-05-02(Thu)08:45 [編集]


完走おめでとうございます!

久しぶりにブログのぞきに来たら、参加されていたのですね
ウワンは9時スタートでした。
ご挨拶できなくて残念でしたが、走れるようになったので
お会いできたら、またよろしくお願いします。
ちなみに群馬ご一緒かも・・

MuAuan | URL | 2013-05-02(Thu)21:26 [編集]


ウワン さんへ

コメントありがとうございます。

ウワンさんが参加されているとは気が付かず、失礼いた
しました。こちらは8時スタートでしたが、折り返し
コースなので、どこかですれ違っているはずですね。
(九十九里のとこかで?)
群馬は悪天候でなければ出走するつもりですので、よろ
しくお願いいたします。

Bilbo | URL | 2013-05-02(Thu)23:43 [編集]


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