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アウトドア日和

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あの山越えたけれど…BRM608

あの山越えたけれど…BRM608BRM608あの山越えて海が見える
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AJ群馬のブルベに初参加となった400kmブルベ,BRM608「あの山越えて海が見える」のDNFレポートです。前日は十分な睡眠をとり,当日は絶好のブルベ日和だったものの,自転車に最後に乗ったのが1カ月前(しかもわずか100km程度)ということで,やはり逆の意味で「走った距離は裏切らない」という結果でした。その他,いろいろ反省点があるので,備忘録としてまとめてみたいと思います。

■ スタートまで

高崎駅前
高崎駅前
今回のブルベの出発地点は群馬県の高崎駅近くにあるので,輪行で上野発の高崎線に乗り込みます。輪行袋を置きやすい最後尾の車両を選んだので,途中,3人ほどのサイクリストが同じ車両に乗り込んできて,ここだけ自転車ツアーの雰囲気です。高崎駅には7時ごろに到着し,東口で自転車を組み立てます。左の写真の通り,サドルバッグとその上に追加のバッグ,それにナップサックという,600kmブルベとあまり変わらない装備です。当然,車重は15.6kgと,ママチャリ並みの重さとなりました。しかも,重心が自転車の後部に集中していて,あまりバランスがよくありません。

ブリーフィング風景
 ブリーフィング風景
自転車の準備ができ,7時半に出発地点の城南大橋下へと向かいますが,さっそくミスコースしてしまいます。スタート時間を8時からと勘違いしていたので少々焦りますが,タクシーの運転手さんに道を聞いたりして,なんとか城南大橋を発見。ところが集合場所に着いてみると,受付が8時から,スタートは9時とのことで,かえって時間を持てあましてしまいます。しばらくして始まったブリーフィングでは,キューシートの表記やコース上の目印の変更などが伝えられ,間もなくウェーブスタートの第一グループで北へ向かってスタートを切ります。

■ PC1まで

序盤の市街地走行
序盤の市街地走行
序盤の三国街道は渋川を過ぎるまで市街地走行が多く,信号でのストップ&ゴーの繰り返しとなり,あまり距離を稼げません。さらに,重い車体は再スタートするたびに,加速するまでいつも以上の力が必要となります。ただし,交通量はそれほど多くなく,大型ダンプもほとんど見かけません。長距離ブルベのペース配分は,いつも平均時速20km/hを目安にしていて,今回もそのペースで進みます。

交通量の少ない田舎道
 交通量の少ない田舎道
渋川を過ぎて大正橋で利根川を超えてからは,鄙びた田舎道を走ります。天気予報の通り,次第に空の雲が途切れて晴れ間が広がってきますが,コースは緩い登り基調で,微妙に向かい風です。沼田市の市街地(45km地点)を通過すると,間もなく,みなかみ町後閑のPC1(51.3km地点)です。到着は,正午ちょうどで,予定していた11:30より30分ほど遅れています。通過制限時間まではあと30分しかありません。それでも,ここではまだ多くのブルベライダーの姿を見かけます。昼食には持参してきた小さな「おにぎり」2個を食べます。
みなかみのPC1
みなかみのPC1



スタート(9:00)-四ツ角(10:15)-沼田市街(11:38)-PC1(12:00)

■ PC2へ

赤谷湖を通過
赤谷湖を通過
ここまでの遅れを取り戻すべく,最初のPCでの休憩・補給時間は10分程度にして,先を急ぎます。しかし,ここからは最初のピークの三国峠への800m近い登りが始まります。三国峠へは2年前にAJ埼玉の「アタック日本海」で同じコースを登ったことがありますが,淡々と登っていけば,それほど苦労しなかった記憶があります。
やがて赤谷湖新三国大橋を通過し,カーブが55個所ある三国峠へのつづら折りに入ります。カーブごとに分数のように○/55という標識が立っていて,この数字を頼りにひたすらペダルを回し続けます

三国トンネル入口
 三国トンネル入口
その三国峠(77km地点)には午後2時20分に到着。2年前に走ったときの記録では,湯宿温泉からここまで1時間41分かかっていますが,今回は1時間38分でほぼ同じタイムです。三国トンネルを抜けて新潟県に入ると,長いダウンヒルが始まります。数回,短い登りが現れますが,これも記憶に残っているので辛く感じることはありません。登りでだいぶ時間の前借りをしてしまったので,「借金返済,借金返済」と唱えながら,ほとんどブレーキをかけずに苗場,越後湯沢へと下っていきます。

途中,一回休憩を入れてダウンヒルを下りきったところが新潟県南魚沼市の六日町122km地点)で,ここから日本海に面した柏崎へ最短距離の道を進みますが,この先は初めて通るルートです。やはり噂通り,いくつかあるトンネル内の路面は最悪で,自転車(とライダー)の耐久試験をしているようなコンクリートの荒れた路面が続きます。普通のトンネルではなく,カマボコ型のスノーシェードが長いトンネルとなっている部分は,まさにSF映画『砂の惑星』に出てくる巨大ミミズのモンスターの口に飲み込まれたような感じで息苦しく,外に出るたびにほっとします。

十日町橋で信濃川を渡る
十日町橋で信濃川を渡る
十日町で信濃川を渡り,午後6時ごろになると日が傾き始め,明るいうちに日本海を見ることは無理そうです。7時を過ぎると,完全に夜間走行に入り,すっかり暗くなった柏崎港のPC2(180km地点)に着いたのは7時50分で,予定より1時間近い遅れで貯金は1時間ほどしかありません。ここのコンビニでは白いご飯を買い,持参してきたインスタントの野菜カレー(熱湯をかけるタイプ)をかけてカレーライスの夕飯をとります。
柏崎のPC2
 柏崎のPC2



湯宿温泉(12:42)-赤谷湖・相俣ダム(12:58)-新三国大橋(13:18)-三国峠(14:20)-苗場プリンスホテル前(14:32)-二居トンネル(14:51)-六日町市街(16:20)-八箇トンネル(17:08)-十日町市街(17:30)-湯川原(17:40)-PC2(19:50)


■ PC3からPC4へ

直江津のPC3
直江津のPC3
柏崎から直江津まで,しばらく日本海沿いの道を走りますが,海の方向は真っ暗闇で何も見えません。「あの山(々)越えて(も)海が見え(ない)」ブルベとなりました。また,夜道では信号のない分岐を見過ごす可能性があるので,慎重に進む必要があります。案の状,そのような分岐の1つ(キューシートにも「行きすぎ注意」とあります)で,ミスコースした他のライダーが前から引き返してきます。
PC2からPC3までは40km弱しかないので,直江津のPC3(218.7km地点)には10時半に到着。しかし,予定からは2時間の遅れで,制限時間ぎりぎりの到着です。次の信州山ノ内にあるPC4(277.1km地点)の制限時間は午前3時半なので,およそ60kmを5時間以内で走ればよい計算ですが,海抜0mから600m近い登りとなります。結局,PC4へは制限時間の30分前に到着します。
信州山ノ内のPC4
 信州山ノ内のPC4



PC3(22:29)-PC4(2:53)

■ 渋峠へ

国道292号線の坊平橋
国道292号線の坊平橋
PC4から最後の難関,長野と群馬の県境にある渋峠(標高2172m)は,1600mほどの登りとなります。いきなりの急勾配の坂を上りきると国道292号線に合流して,坊平橋を通過するころになると空はすっかり明るくなっています。脚の筋肉の疲労はあまりないものの,自転車の重さが全身にかかってくるように感じられます。さらに,サドルバッグに重心が偏っているため,急坂では後ろに引き戻される感じがします。やむなく,ところどころで押し歩きを交えて先へ進みます。歩きの速度は4~5km/hですが,PC4を出て以来,1人のブルベライダーにも抜かれていません。ここでふと頭によぎったのは,自分が最後尾で,まだPCに残っていた参加者はみな賢明な判断をしてDNFしてしまったのではないかということです。確かに今のペースでは,ゴールは微妙な感じです。そうすると,自分は無駄な努力をしているように思えてきます。そこで,残りの距離を平均時速20km/hを超えて走らなければならなくなった段階で,DNFしようと決めます。

陽坂の道標
陽坂の道標
斜度10%の坂を越え,横手山スキー場を過ぎて標高1820mの陽坂に差し掛かったところで時刻は7時。あと350m登ったあと,残り100kmを5時間以内で走らなければならないことがわかり,ここで完走は断念します。いつもなら夜明けとともに解消される睡魔もますます強くなっています。しかし,DNFするにしても,渋峠を越えて草津へ下り,一番近い鉄道駅の群馬大津までは30km以上あります。その一方,今登ってきたばかりの道を戻って20kmほど下れば,長野電鉄の湯田中駅があります。というわけで,ここで登ってきたばかりの道を引き返すことにします。

湯田中温泉郷へ
 湯田中温泉郷へ
それまでとはうって変わって爽快なダウンヒルを開始してしばらくすると,ゆっくりと登ってくる4~5人のブルベライダーとすれ違います。自分が最後尾ではなく,まだ完走できると思って走っている参加者がいたことにちょっと驚きます。自分もあと5kmほど我慢して頂上まで登ればよかったかもしれないと思いますが,もうDNFの決定をしてしまったので,その参加者たちに挨拶をしながら下り続けます。湯田中駅に着くと,9時の電車の発車まで時間があったのでブルベ主催者にDNFの連絡をしたあとでゆっくり輪行の準備をし,長野経由で東京に戻ったのは正午ごろでした。


坊平橋(5:00)-水無池(5:26)-丸池(5:40)-横手山スキー場(7:05)=湯田中(8:15)


■ まとめ

練習不足,というより練習ゼロでは,残り100kmに渋峠を登る山岳コースに挑戦するのは,やや無理があったようです。もし,あのまま渋峠を越えていたら,どうなったかわかりませんが,このあたりが現在の自分のレベルだと思います。このようなコースを走る場合には,十分なヒルクライムの練習と,自転車(と自分)の軽量化が必要だと思います。10kg以上あるクロモリの自転車をこれ以上軽くすることはできないので,装備を切りつめ,自分をシェイプアップするしかありません。装備の重心バランスも大事で,今回は自転車を取り回しているときにバランスを崩して倒してしまうほどでした。また,ギアも(F48/34-R12~25)という標準仕様なので,1段階軽いギアを検討することもありえるでしょう。
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コメント


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お疲れ様でした、残念。

ウワンも三国峠越えは遅かったのですが、柏崎までにどこかで抜いたようです。
また、直江津までの道でべいさんが引いてくれたおかげで、向かい風を回避できました。
湯田中出たのが、2:20で、渋峠のてっぺんがちょうど7:00でしたから、ほぼ似たようなスピードだったようです。
これで、ゴールは1時間前だったので、残念としかいいようがありません。
今回はお会いできませんでしたが、次回はよろしくお願いいたします。
また、今回GPSのデータを使わせていただきました。
重ねてありがとうございます。

MuAuan | URL | 2013-06-17(Mon)20:29 [編集]


ウワン さんへ

コメントありがとうございます。

受付でウワンさんを目で探しましたが,やはりヘルメット
姿だと見分けがつきませんでした。
今回もDNFの判断がちょっと早かったかもしれません。前に
渋峠に草津側から登ったことがあるので,「まあいいか」
という気分になってしまいました。
GPSのデータ,自分もナビに転送するために用意しました。
お役に立ててよかったです。

あと600を1本走ればSRなので,AJ埼玉の下北半島一周
あたりを考えています。その練習を兼ねてどこかのブルベ
にも出没するかもしれません。ご一緒できたときは,
よろしくお願いいたします。

Bilbo | URL | 2013-06-18(Tue)00:23 [編集]


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