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櫛形山トレイル大会 《前半の試走》

櫛形山トレイル大会の試走タイトル
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今年3回目の「輪行登山」に選んだ山は、山梨県南アルプス市の「櫛形山(くしがたやま)」(△2,052m)です。その名前は、山が文字通り櫛(櫛)の形に見えることから来ているようです。この山は「山梨百名山」の1つとされているものの、聖岳、赤石岳、悪沢岳などの南アルプスを代表する山々の前衛にあって、一般的にはマイナーな存在です。そのため、そうした南アルプスの名峰を間近に眺められる山、ということがウリになっているようです。今回なぜこの山を選んだのかというと、2週間後にここで「第1回南アルプス櫛形山トレイル大会」が開催されるので、そのための下見をしようと思ったからです。チェックポイントとしては、コースの状態、着るウェア、履くシューズなどですが、現地までのアクセス方法も確認する必要があります。

■ トレランのスタート地点へ

甲府から櫛形山登山口へ11月の3連休の初日、中央線の高尾行き始発列車に自転車とともに乗り込みます。高尾、大月で接続している列車に乗り換えて甲府に着き、駅前で自転車を組み立てて出発の用意ができたのが7時。トレラン大会の受付は、ここから14kmほど先の南アルプス市内で6時から7時に行われるので、当日に出発したのでは間に合いません。そうなると前日に甲府市内のどこかに泊まる必要があります。いずれにしても、受付場所までは自力で行かなければならないので、どれくらいの時間がかかるのか知っておく必要があります。
甲府駅から受付場所までのルート上には複雑な分岐はなく、傾斜もほぼ平坦です。進行方向にこれから登る「櫛形山」が見えますが、この日は秋なのに春霞がかかったようにかすんでいるのは、中国からのPM2.5が原因なのでしょうか。南アルプス市内の受付場所には出発から50分ほどで到着します。
トレラン大会のスタート地点はここから7km先の山の中です。大会当日は受付場所からスタート地点までシャトルバスが用意されるそうですが、はたして自転車でどれくらいかかるのか試してみることにします。再スタートして間もなく急な登り坂(標高300m→890m)が始まります。レースの開始は8時なので、受付をしてから2時間以内に登りきらないといけない計算です。この時の気温は9℃ですが、インナーローのギアでペダルを回し続けていると汗が顔から滴ってきます。何度か蛇行を繰り返しながら坂道を上りきると、紅葉が水面に美しく映えている「南伊奈ケ湖」が目の前に現れます。受付場所からここまでゆっくりペースでも1時間半で登れましたが、その後のレースへの影響を考えると自転車でここまで来るのは考え直したほうがよさそうです。
行く手に見える櫛形山登山口までヒルクライム南伊奈ケ湖の紅葉
行く手に見える櫛形山登山口までヒルクライム南伊奈ケ湖の紅葉


■ 中尾根登山道で櫛形山へ

伊奈ケ湖」の周辺に広がる「南アルプス市県民の森」にはいろいろなレクリエーション施設があり、キャンプ場手前の駐車場にロードバイクを駐輪します。時間は午前10時前と、山に登るにはやや遅めの時間なので、急いでスタートを切ります。すると、すぐ近くに「中尾根登山口」があるのをうっかり見逃して通り過ぎてしまいますが、すぐに入口を見つけて山道に入ります。標識によると、「櫛形山」の山頂まで230分とのことです。コースほとんどが登りで、まともに走れそうな部分はごくわずかです。レースでは、ここで無理に走るよりも、早歩きに徹したほうがよさそうです。この日は、それでなくても自転車で予想以上に脚を使ってしまったので、普通の山歩きのペースに落ち着きます。レースではストックの使用が禁止となっていますが、途中で拾った2本の木の枝をその代わりにします。
コース状況ですが、10月に関東地方を襲った台風のためか、倒木や折れた木の枝が登山道をふさいでいる個所がいくつかあります。ただし、少し邪魔に感じる程度で、特に危険なところはありません。地元の観光協会や高校の自然科学部が設置したと思われる小さい看板(樹木の種類や標高が記載)は、いくつも地面に吹き飛ばされています。この登山道が「櫛形山林道」と交差するところが「中尾根登山道」の中間点(2.5km)で、レースではこのあたりに第1エイドステーションが設けられることになっています。
中尾根登山道をひたすら登る登山道をふさぐ倒木登山道の中間点
中尾根登山道をひたすら登る登山道をふさぐ倒木登山道の中間点

林道を横断した後も登りは続き、標高は、1,600mから1,700m、1,800mと上がっていきます。やがて植生がまばらな平坦な土地に出ると、そこが「ほこら平」と呼ばれる分岐点で、近くに避難小屋とトイレ、水場があります。どれも整備が行き届いているようで、ここでトイレ(トイレットペーパー完備)を済ませ、水を補給してから「櫛形山」へと向かいます。実際のレースでは、「櫛形山」は迂回して、このまま北へ向かうことになっています。
標高1,800m地点を通過ほこら小屋を通過ほこら小屋の中
標高1,800m地点を通過ほこら小屋を通過ほこら小屋の中

ここまで1人のハイカーも見かけていませんが、さすがに「櫛形山」が近くなると1人、2人とその姿を見かけるようになります。その頂上へは意外にあっけなく到着します。登山口からの所要時間は2時間40分です。頂上には1人だけ先客のハイカーがいて、「自転車に乗ってきた方ですか」と声をかけられます。この男性は、この朝、登山口へ向けて自転車で登っていたときに車で追い抜いていったドライバーの1人でした。
依然として空気が濁っているせいで、残念ながら頂上からの見晴らしはよくありません。ここから「裸山」(△2,003m)と「アヤメ平」(△1,904m)を経由して戻ることにしますが、ほとんど下り基調なのでようやく走ることができます。このあたりはずっとスピードが出せそうです。「裸山」もレースでは迂回しますが、とりあえず登ってみると、ここでもあまりよい眺望が得られません。次の「アヤメ平」に着くといくつかの分岐があります。レースでは「丸山登山道」に入って北にある「丸山」(△1,625m)に向かうことになっています。しかし、時刻はすでに午後1時を回っているので、コースの後半部分の試走は割愛し、「北尾根登山道」への分岐を選んでスタート地点に最短距離で戻ることにします。
櫛形山の頂上裸山の頂上アヤメ平
櫛形山の頂上裸山の頂上アヤメ平


■ 復路の北尾根登山道

北尾根登山道」の序盤は、開放的な樹林帯の中を気持ちよく下っていけます。紅葉もちょうどよい具合に色づき始めています。この登山道と「櫛形山林道」が交わったところに「見晴らし台」(△1,368m)と呼ばれる展望スポットがあり、このあたりにレースの第3エイドステーションが設けられる予定です。この日は、この展望台からも遠くの山々はよく見えません。再び山道に入ると下りの斜度が増してきて、かえってスピードが出せなくなります。それでも小走りで標高900mあたりまで一気に下っていきます。
北尾根登山道を下る紅葉の中を走る見晴らし台を通過
北尾根登山道を下る紅葉の中を走る見晴らし台を通過

そして、2時過ぎに「北尾根登山道」の入口にたどり着きます。ここから林道を走り、この日の出発地点の県民の森駐車場には2時20分頃に到着。今回のトレイルランの所要時間はおよそ4時間半です。ここでは休憩をとらず、ウインドブレーカーを着ると、そのまま甲府駅へ向けてのダウンヒルを開始します。朝通った道をそのまま逆にたどり、往路で2時間かかったところを1時間で走ります。甲府駅で自転車を輪行袋に収め、16:10の始発特急電車「かいじ」に乗って、午後6時前に帰宅することができました。
北尾根登山道の入口甲府へ向けてダウンヒル甲府駅に到着
北尾根登山道の入口甲府へ向けてダウンヒル甲府駅に到着



◎ 所要時間

《自転車・往路 21km》
甲府駅(7:00)-受付場所:ホテル ルートイン(7:51)-妙了寺(8:11/8:38)-菖蒲池園地(9:24)-南伊奈ケ湖(9:27)-南アルプス市県民の森・駐車場(9:32)

《トレイルラン 15km》
中尾根登山口(9:51)-標高1,000m(10:04)-標高1,100m(10:18)-標高1,200m(10:26)-櫛形山林道(10:53)-標高1,600m(11:07)-標高1,700m(11:21)-標高1,800m(11:32)-ほこら平(11:44)-櫛形山頂上(12:29)-裸山(12:52)-アヤメ平(13:09)-見晴らし台(13:41)-標高1,200m(13:52)-標高1,100m(13:58)-標高1,000m(14:02)-北尾根登山口(14:09)-南アルプス市県民の森・駐車場(14:20)

《自転車・復路 21km》
南アルプス市県民の森・駐車場(14:25)-受付場所:ホテル ルートイン(14:45)-甲府駅(15:29)


◎ まとめ

・ 現地へのアクセス手段

「南アルプス櫛形山トレイル大会」に参加するためには会場の近くに前泊することが必要ですが、大会の受付場所へはアクセスがあまりよくなさそうです。場合によっては宿泊先から自転車か徒歩で向かうことになるかもしれません。

・コースと装備

この大会のコース前半部分はほとんどが登りなので、後半の走れる部分でタイムを縮めるしかなさそうです。途中の関門での通過制限時間が主催者から発表されたら、ペース配分を検討したいと思います。今回の試走では軽量トレランシューズを使いました。これは登りでは有利ですが、後半の下りを飛ばすならソールが厚く、クッション性のよいトレランシューズが最適だと感じます。ただし、スリップする個所はほとんどなかったので、当日は雨さえ降らなければ、あまりシューズのグリップ力に気を使う必要はなさそうです。
ウェアは、上は長袖アンダーに自転車用の半袖ジャージ、下はヒートテックタイツに短パンでした。これで保温は十分でしたが、休むときには少し汗冷えするので、吸湿速乾性のウェアは必須です。晴れていてもウインドブレーカーがあると安心です。
水は1リットル用意しましたが、これで十分すぎるほどでした。レースでは給水所もあるので、できるだけ軽量化に気を配ったほうがいいと感じました。

大会1週間前になって2.5km地点にある第1関門の制限時間がスタートから1時間20分後であることが判明しました。これは普通の山歩きのペースでも間に合う時間です。やはり、最初は体力を温存し、本格的に走るのは「ほこら平」以降になるでしょう。その後もう一度やってくる登りをやりすごしたら、急な下りは駆け下りる感じでいければと思います。

櫛形山トレイル大会走行プラン

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コメント


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はじめまして。
櫛形山トレイルに参加することになりまして、コース関係を調べていてこちらにたどりつきました。
詳細な解説ありがとうございます。
当日はがんばってテールエンダーで走りきってきます!

し~ | URL | 2013-11-11(Mon)14:32 [編集]


コメントありがとうございます。

コース後半は走っていませんが、主催者からの
案内では7km過ぎから「ワイルドな荒れた道」
になるとありますね。
当日は天気はまあまあですが、寒さが心配です。
お互いにがんばりましょう。

Bilbo | URL | 2013-11-11(Mon)16:29 [編集]


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ケノーベル エージェント 2013-11-05 (Tue) 09:27


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