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BRM719東京200小諸で足慣らし

長瀞駅のホーム

考えてみれば去年9月のブルベ以来、この10カ月は自転車にまったく乗っておらず、すでにブルベシーズンも半ば過ぎのこの日、今年初のブルベを迎えました。エントリー競争に負けたり、悪天候の予報があったりで参加を見送っているうちに、ようやく出走できることになったのが「BRM719東京小諸」です。8月はブルベの開催が少なくなりますが、それはエントリーしていません。9月以降の秋のブルベに備えるためには、完走できなくとも足慣らしのためにここで一度100kmくらいは走っておく必要があります。コースは東京・池袋から長野県・小諸市までの200kmで、途中に3つの峠越えがあります。自分にとってのシーズンインのブルベとしてはハードルが高く、天気予報も1日中雨とのことですが、とりあえず出走だけはしようということで、スタート地点に向かいます。不安材料は、天候に加え、自転車用の筋肉が鍛えられていないこと、自転車の整備をまったくしていないことです。

今回のブルベの出発地点は珍しく都内の池袋で、自宅からわずか5kmほどしかありません。余裕を見て家を出たら、まだ薄暗い中、受付の30分以上前に着いてしまいます。天気は時々小さな雨粒を感じる程度です。やがて、参加者が次々にやって来て、歩道の片隅で受付が始まります。雨模様の予報ながら、気温が高いこともあって比較的軽装・軽装備のライダーが多いように見受けられます。ランドヌ東京のNaokiさんの車検を受けると、すぐに出発します。
集合場所の東京芸術劇場ブルベの受付風景池袋を出発
出発地点の東京芸術劇場 - 4:32ブルベの受付風景 - 5:03池袋を出発 - 5:45

都内からはしばらく新青梅街道を西へと進みます。自然発生した5~6台のトレインで信号ストップが多い中を、とりあえずは順調に走ります。サイクルメーターの表示によると、巡航速度は27km/h前後に保たれています。蒸し暑いこの時期らしく、停車しているときよりも走っているときのほうが涼しいので、改めて自転車は空冷式エンジンだと感じます。青梅インターを過ぎると、まもなく40km過ぎのPC1です。出発から2時間あまりの到着で、制限時間までは1時間の余裕があります。それでもここでは水分補給だけで、すぐに再スタートを切ります。
この先の秩父へ向かうコースはブルベやサイクリングで何度も通った道なので、ペース配分もある程度はわかっています。最初の難所の「山伏峠」(標高約600m)に備え、自分のペースを守ることに徹すると、後ろから何人ものブルベ参加者や一般のサイクリストが追い越していきます。途中で雨粒が大きくなったように感じてレインウェアを出そうか迷いますが、登りで大量の汗をかきそうなので、それはやめておきます。この頃から、腰の筋肉とサドルに座るお尻の痛みが増してきます。脚の筋肉はなんともないので、やはり前屈みで硬いサドルに座るというロードバイク特有の姿勢に体が慣れていないことがわかります。
信号ストップの繰り返し岩蔵街道のPC1山伏峠へ
信号ストップの繰り返し - 6:33岩蔵街道のPC1 - 8:00山伏峠へ – 8:37

山伏峠」は登り始めからピークまでは4kmほどで、最も傾斜のきついところは残り1km地点のヘアピンカーブです。実は、この日の課題の1つは、この峠を足つきなしで登ることです。この難所を立ち漕ぎでなんとかしのぎ、30分ほどでピークを通過します。ここから「正丸トンネル」入口までは一気の下りです。雨よりも寒さ対策でレインウェアが必要かと思いましたが、少しでも時間を節約するために、そのまま下ることにします。
10分ほどで「正丸トンネル」まで下ると、この先も下り基調の国道299号線が秩父市内まで続きます。時折横を通過するトラックに気を使いますが、快調にスピードアップできる区間で、ふとサイクルメーターに目をやると軽く50km/hを超えています。途中の芦ヶ久保果樹公園では、3連休の初日とあってこの天候でも行楽客の姿が多く見られます。
秩父市内に入ると、朝のブリーフィングで「長野県の十石峠の手前で体調が悪くなった方は、リタイアするなら秩父あたりの駅が最後のチャンスです」のようなアドバイスがあったのを思い出します。脚の筋肉は大丈夫、腰の痛みは慣れれば気にならなくなるはず。しかし、お尻の痛みはなかなか収まりません。ここで考えたことは、PC2に着いたときに天気が大きく崩れていなくて、時間の余裕がPC1よりも増えていれば先へ進み、そうでなければリタイアするというものです。
山伏峠を通過芦ヶ久保果樹公園を通過秩父神社を通過
山伏峠を通過 - 10:08芦ヶ久保果樹公園を通過 – 10:26秩父神社を通過 - 10:44

縁日の準備をしている秩父市街を過ぎると、やがて見えてくるのが秩父橋です。油断していたら、この先の信号のない三叉路でうっかりミスコース。道なりに国道299号線に入ってしまいます。ただし、すぐにそれに気づき、数百メートルくらいのロスでコースに復帰します。そのあとは再び20km/h台後半のスピードを維持して96.8km地点のPC2へと急ぎます。このPCは折り返しとなっているので、すでに通過証明のレシートを手に入れたブルベ参加者と次々にすれ違います。そのPC2に到着すると、時間の余裕はPC1の時とまったく変わらず1時間です。これから「山伏峠」よりも標高の高い「土坂トンネル」と「十石峠」への登りがあることを考えると、たとえゴールしてもぎりぎりかタイムアウトの可能性が高くなりそうです。この天気では景色を楽しめないことと慣れないお尻の痛みもあったので、ここでリタイアの決断をします。
幸いにも、このまま先へ進むとすぐに秩父鉄道の長瀞駅があります。長瀞駅に着くと、ちょうど名物の蒸気機関車が出発するところで、それを見送ってから輪行の準備をし、寄居、高麗川、拝島を経由して都内へ戻ってきました(所要時間3時間弱)。いつもならブルベのあとは重い自転車をかついで疲れ果てて輪行するところ、体力には余裕があります。とりあえず途中のPCでタイムアウトにならずに100kmという距離を走れ、「山伏峠」を足つきなしで登れたということで、今後につながるDNFと考えることにしたいと思います。
秩父橋を通過PC2に到着長瀞駅の蒸気機関車
秩父橋を通過 – 11:01PC2に到着 – 11:27長瀞駅の蒸気機関車 – 11:40


《走行データ》
■ 走行距離:96.8km(ブルベ)+2.3km(長瀞まで)+5.2km(自宅~スタート地点)=104.3km
■ 走行時間:5:00
■ 平均速度:19.8km/h
■ 最高速度:56.8km/h

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