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アウトドア日和

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焼山から蛭ヶ岳・丹沢山へ

神奈川県の最高峰「蛭ヶ岳」

秋山シーズンに備えてのトレーニング第2弾は、少し距離を延ばして北丹沢を縦走することにしました。都内からだと、普通なら小田急線で南側から丹沢山系にアプローチしますが、今回はJR中央線の相模湖駅を起点にして北側の登山口を利用することにします。下調べによると、どちらの側でもほぼ同じ時間に山登りを始められるようです。

秋晴れとなった日曜日、相模湖駅から始発の6時のバスに乗り、終点の三ヶ木(みかげ)に向かいます。三ヶ木のバスターミナルにはエアコンのついた待合室があり、焼山(やきやま)登山口へ向かうバスを待ちます(1日2便だけ運行!)。発車間際になると、少ないながらもハイカー数人が集まってきます。

バスが出発すると、自転車で何度か通ったことのある道志みちに入り、焼山登山口バス停には7時過ぎに到着します。近くの諏訪神社の裏手にあるトイレに行ってから、他のハイカーに先行して登山口に向かいます。集落の最後の民家を過ぎると、すぐに鬱蒼とした森の中の林道が始まります。
三ヶ木バスターミナル焼山登山口バス停登山口へ
三ヶ木バスターミナル焼山登山口バス停登山口へ

焼山登山口の道標は林道脇に地味に立っていて、この後も一定の間隔で道標が現れるので、道迷いの心配はありません。焼山頂上まで約3kmの登りが続くので、ちょうどいい長さの木の枝を拾ってストック代わりにします。ちょっと驚いたのは、コースの序盤の登山道が「石畳」になっていることです。普通の登山道に変わってからしばらくすると、後ろから軽快なリズムの熊鈴の音が次第に大きく聞こえてきます。トレイルランナーかと思ったら、同じバスに乗っていた若者のハイカーのグループで、かなりのハイペースで登っているので道を譲って先に行ってもらいます。
焼山登山口石畳の登山道ハイペースのグループ
焼山登山口石畳の登山道ハイペースのグループ

焼山(1,060m)には巻き道がありますが、迷わず頂上を目指します。すると、すぐに鉄塔の展望台が見えてきます。先ほどのハイカーもここで休憩をしています。展望台からは東に宮ヶ瀬湖の一部が見えますが、西は樹木にさえぎられて眺望がありません。
ここでは休憩をせずに、すぐに次のピークとなる黍殻山(きびがらやま:1,273m)へ向かいます。傾斜は比較的緩めなので、時折早歩きも交えてスピードアップを図ります。黍殻山でも巻き道を通らずに頂上を目指しますが、どこが頂上だったのかはっきりしないまま(たぶん雨量計のあるところ)、巻き道に合流します。ここから数分先に行ったとこころには真新しい黍殻避難小屋があります。この小屋は丸太造りではなく、壁がコンクリートのブロックのようで、トイレも新しい感じです。周辺にはテントが張れそうな広場もあります(ただし、丹沢ではテント泊禁止らしい)。
焼山の展望台からの眺め黍殻山の頂上(たぶん)黍殻避難小屋
焼山の展望台からの眺め黍殻山の頂上(たぶん)黍殻避難小屋

「東海自然歩道 最高標高地点」という道標がある姫次 (1,433m)は10時過ぎに通過します。頂上の前後には平坦なトレイルが延びていて、走っても気持ちよさそうです。カラマツ林を抜けた開けたところが袖平山(そでひらやま:1,432m)蛭ヶ岳 (1,673m)の分岐点となっています。ここから蛭ヶ岳を目指しますが、下っていく登山道に気分が萎えてきます。丹沢山地の最高峰に登るのに、その前で下るということは、その分だけ登り返さなくてはいけないということです。また、丹沢山系名物の長い階段攻撃も始まります。ようやく頂上部分だけが雲間に見えるようになった富士山を横目に、なるべく休まずに登り続けます。蛭ヶ岳の手前では、中高年ハイカーの集団とすれ違います。ここで後ろを振り返ると、道志みちのバス停の近くにあった白い橋(たぶん西沢大橋)が小さく見えています。
姫次を通過長い階段を登る出発地点を振り返る
姫次を通過長い階段を登る出発地点を振り返る

ここからさらなる階段攻撃に耐えて蛭ヶ岳の頂上に着くと、西に富士山とその手前の山中湖、東に宮ヶ瀬湖の湖面が目に入ります。ここでは数名のハイカーが休憩していますが、思ったよりも数は少ないようです。紅葉の時期になると、ハイカーの数はもう少し増えるかもしれません。
蛭ヶ岳から今回の北丹沢縦走での最後ピークとなる丹沢山(1,567m)までは3.3kmなので、このまま一気に進むことにします。開けた尾根道なので、眺望を楽しみながら気分よく歩ける区間です。
蛭ヶ岳からの富士山蛭ヶ岳から見た宮ヶ瀬湖丹沢山へ
蛭ヶ岳からの富士山蛭ヶ岳から見た宮ヶ瀬湖丹沢山へ

鬼ヶ岩ノ頭(おにがいわのかしら:1,608m)では、お約束の「鬼の角にはさまれた富士山」のスナップショットを撮影します。丹沢山の頂上には1時前に到着します。ここからの最寄りのバス停への下山路は、①南の大倉尾根で大倉へ(3時間20分)、②表尾根でヤビツ峠へ(4時間15分)、③丹沢三峰を経由して宮ヶ瀬へ(4時間20分)という3つの選択肢があります。今回は、通ったことのない宮ヶ瀬へのルートを選びます。宮ヶ瀬湖は人気の行楽地なので、バスの便が比較的多いというのも1つの理由です(実際、最も交通の便がよいのは大倉で、1時間に2~4本運行)。ストック代わりに使ってきた木の枝はここに残し、11km先のゴール地点を目指します。この日の気温はそれほど上がらず、手持ちの1㍑のペットボトルは、なんとか最後までもちそうです。唯一の行動食のアミノ酸系のゼリー飲料で栄養を補給して下山道へ向かいます。
鬼ヶ岩ノ頭からの富士山丹沢山の頂上宮ヶ瀬へ
鬼ヶ岩ノ頭からの富士山丹沢山の頂上宮ヶ瀬へ

しかし、下山道と言っても、西峰 (1,352m)中峰 (1,360m)東峰 (1,345m)という3つのピークのアップダウンがあり、朝から休まず歩き続けて体力を消耗した体には大きな負荷となります。また、眺望がほとんどなく、後半にはガレ場や片側が谷のザレ場が続くので駆け下りるには不向きです。いつもなら下山中には前を行くハイカーに追いつくのに、今回は前後に人影はまったくありません。単調な歩きの中でモチベーションを維持するために、GPSで残りの距離を何度も確認しながら歩を進めます。木々の間からわずかに見えてきた宮ヶ瀬湖までは、近いようでなかなか距離が縮まりません。午後4時過ぎにようやく間近に湖面が見えて、県道64号線上の登山口に降り立ちます。ここには何の標識もありません。本来の登山口はこの先の角を曲がった県道70号線上にあるようですが、整備のために道が付け替えられているようです。この後は、宮ヶ瀬湖畔園地まで歩き、コンビニで水分補給をしてから1時間に1本出ている本厚木駅行きのバスに乗り、新宿経由で帰宅しました。
下山道からゴール地点を望む宮ヶ瀬湖畔県道上の登山口にゴール
下山道からゴール地点を望む宮ヶ瀬湖畔県道上の登山口にゴール

今回の装備はトレラン仕様(トレランシューズ+1㍑のハイドレーションシステム+補給食ゼリー1個)でしたが、ほとんど走ることはできませんでした。背中の肩の内側に直径5cmくらいの穴が空いたままなので、そこをガーゼと脱脂綿、粘着シートでふさいでいるため、あまり体をねじる運動は避けざるを得ません。背中のザックでその傷口が圧迫されるのも心配だったので、小型ザックで背負っていたのは、ほとんど水分だけでした。それでも1週間前のリハビリ山行のおかげで、山歩きのリズムを思い出し、今回もなんとか標準タイムくらいでは歩けたのではないかと思います。紅葉の頃には、重いザックを背負っての本格的な山歩きができればと思います。

なお、今回のスタート地点とゴール地点を結べば33kmの周回コースが作れます。その区間は舗装路なので、ランニングモードならば10時間台で回れるかもしれません。

距離:24.3km
時間:9時間16分
行程:相模原駅(5:52)~<バス31分>~三ヶ木(6:55)~<バス17分>~焼山登山口(7:13)-登山口入口(7:25)-焼山(8:45)-平丸分岐(9:08)-黍殻山(9:23)-黍殻避難小屋(9:38)-八丁坂ノ頭分岐(9:56)-姫次(10:09)-原小屋平(10:23)-地蔵平(10:30)-蛭ヶ岳(11:26)-鬼ヶ岩ノ頭(11:51)-不動ノ峰(12:13)-丹沢山(12:48)-中峰(13:42)-東峰(14:05)-宮ヶ瀬湖畔登山口(16:11)-宮ヶ瀬湖畔園地(16:24)~<バス>~本厚木駅

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