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アウトドア日和

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稲村岩から鷹ノ巣山へ

稲村岩

10月最後の週末、ちょうど1週間前と同じスケジュールで奥多摩日原にやってきました。ただし、今回は先週その近くを通ったときに気になっていた稲村岩に登るのが第一の目的です。日原集落のシンボルと呼ばれるこの稲村岩は、集落側から見るとロッククライミング向きの岩場に見えますが、実際はその裏側に普通の登山道があり、特別な装備なしで頂上に立つことができます。そして第二の目的は、距離3kmで1,200m近く登るという、奥多摩の三大急登の1つとされる稲村岩尾根鷹ノ巣山(△1737m)まで一気に登り、石尾根で奥多摩駅までのトレイルランをすることです。

終点の東日原のバス停では10人前後のハイカーが下車しましたが、こちらがトイレに行ったりウェアの準備をしたりしているうちにそれぞれ別々の目的地に向かったようで、集落の中を稲村岩へ1人で向かいます。日原川の川岸に下って巳の戸橋を渡り、山道に入ったあとで木橋で何度か小さな沢を渡ります。序盤はほとんど日陰の道ですが、この日は気温が高めで、長袖Tシャツに半袖サイクルウェアという格好でも寒さは感じません。50分ほど登ったあとで出た鞍部が稲村岩への取り付きとなっています。
日原の集落を出発日原川を渡る稲村岩へ
日原の集落を出発日原川を渡る稲村岩へ

さっそく稲村岩に向かうと、1つの大きな岩の横で先行していたハイカーに追いつきます。何かためらっている様子で、近づくと「自信がないので先に行ってください」とのこと。そんな難コースのはずはないと思ってルートを見ると、このハイカーは踏み跡が途中で消えている斜面をトラバースしようとしていて、人の頭くらいの高さにある目印のリボンを見落としていたようです。ここは先行させてもらいますが、同じようなことは南八ヶ岳の稜線でも経験したことがあります。そのときは、アベックのハイカーが岩場を回り込もうとしても、左も右も切り立った崖になっていたために立ち往生していました。このときも正しいルートは岩場の上から続いていました。いずれの場合も、ハイカーは突然ルートが垂直方向に変わるとそれを見落としがちだという例なのかもしれません。

稲村岩の頂上には10分ほどで到着します。鎖もロープもありませんが、三点確保で登っていけば危険と思える箇所はありません。ここは登るときよりも降りるときのほうが楽に感じます。赤岳の手前の岩場や槍ヶ岳の穂先を初めて登る場合の練習にはなるかもしれません。ただし、雪が積もっている時期に登ろうと思いません。
再び鞍部に戻ると、いよいよ鷹ノ巣山への急登が始まります。といっても、北丹沢やハセツネなどの山岳耐久レースの経験者なら、驚くほどの傾斜ではないかもしれません。倒木や落ち葉、折れた小枝などがトレースを隠していることもありますが、尾根筋さえ外さなければ心配はありません。あそこを越えれば頂上は近いと思わせる尾根の突起部に何度がだまされたり、何人かのペースの遅いハイカーを追い越したり、身軽な若者のハイカーに追い越されたりしながら登ること1時間半、短い鞍部を経て鷹ノ巣山の頂上に到着します。すると正面には冠雪した富士山を今年初めて目にします。このときはまだ10時前とあって、先客は4名ほどと少なめです。
稲村岩の頂上鷹ノ巣山へ鷹ノ巣山の頂上
稲村岩の頂上鷹ノ巣山へ鷹ノ巣山の頂上

鷹ノ巣山での休憩は5分ほどで、すぐに石尾根を東に奥多摩駅方面に向かいます。ここからは下り基調となるのでトレランモードに切り換えます。ただし、右膝が少し痛み始めていたので、調子を見ながら歩きも交えます。倉戸山に通じる榧ノ木(かやのき)尾根を右に分け、快適なトレイルがしばらく続きます。紅葉は先週からだいぶ進んで、見頃はあと1~2週間くらいかもしれません。奥多摩駅方面から登ってくるハイカーも一人また一人とすれ違うようになってきます。予定していた三ノ木戸(さぬきど)林道の下山路は一部崩落のため通行禁止となっているので、絹笠山方面へと迂回します。この下山路には粘土質がむき出しのすべりやすいところがあり、この日で最も危険を感じたところです(3度ほど足を滑らせて転倒)。使っていた軽量トレランシューズをよく見ると、ソールがだいぶ薄くなっていて凹凸もだいぶ削れてしまっています。脚への負担軽減という意味でも、クッションのよく効いたトレランシューズに新調(というか、買ったまま使っていなかった厚底のホカオネオネを投入)する時期のようです。
下るのにも飽きてようやく林道に出たところが石尾根の登山口で、ここから随所に設置されている道標に従って奥多摩駅まで下っていきます。奥多摩町の中心部に出ると、ロードバイクやレンタサイクルに乗ったサイクリストを何人も目にします。こちらは奥多摩温泉もえぎの湯に急ぎ、まだ人の混み合っていない露天風呂にゆっくり浸かり、1時台の電車で帰宅の途につきました。
石尾根を東へ石尾根縦走路の登山口もえぎの湯で疲れを癒やす
石尾根を東へ石尾根縦走路の登山口もえぎの湯で疲れを癒やす
紅葉1紅葉2紅葉3
紅葉1紅葉2紅葉3


■ 行程:
東日原(7:03) ― 稲村岩分岐(7:50) ― 稲村岩頂上(8:00) ― 稲村岩分岐(8:13) ― 鷹ノ巣山(9:48) ― 倉戸山分岐(10:03) ― 六ッ石山分岐(10:50) ― 三ノ木戸林道分岐(11:07) ― 石尾根縦走路登山口(11:51) ― 羽黒三田神社(12:00) ― 奥多摩町内(12:12) ― もえぎの湯(12:18)


今回の山行で回収したプルタブ
今回のプルタブ回収の成果:4タブ
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