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アウトドア日和

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高尾外周(大外回り)8時間半

高尾外周(大外回り)
今年はこれまで奥多摩へは7回ほど出かけ、登ってみたいルートもネタ切れ気味です。そこで、久々に近場の高尾山に出かけることにしました。と言っても、高尾山に登るわけでもなければ、トレランのメッカである奥高尾縦走路を走るわけでもありません。数年前に一度だけ通ったことのある高尾の外周コースを、今度は逆回りしてみることにします。この外周コースのうち、北高尾のルートには渓流沿いの小下沢(こげさわ)林道がよく使われているようですが、せっかくならできるだけ大回りをしようということで、北高尾山稜南高尾山稜をつなげた全長約26kmのコースを考えました。

11月中旬の朝5時過ぎ、スタート地点の高尾駅北口に降り立つとあたりはまだまっ暗ですが、高尾街道は街灯が明るく、車もそれなりに走っています。さらに駅からジョギングペースで進んでいると、途中で路線バスに追い越されます。驚いたことに、このあたりの近所の人なのか、散歩やジョギングをしている人もちらほら見かけます。
中央自動車道の高架をくぐった先で八王子城址方面へ向かうと、少しずつ空が白み始めますが、八王子城山へ向かう山道の登り始めにはヘッドランプが必要です。急坂を30分くらい登ってから道が平坦になったあたりで、ご来光を迎えます。八王子神社も朝日を浴びています。頂上の八王子城の本丸跡に登ると方角を示す何の標識もないので少しとまどいますが、1つの道を選んで下り、公衆トイレの近くにあった高尾山・陣馬山への標識、そして詰城という標識が示す方向に進みます。
八王子城山からの朝焼け八王子神社高尾山・陣馬山方面へ
八王子城山からの朝焼け八王子神社高尾山・陣馬山方面へ

この先からは普通の登山道が続き、道標以外の人工物はありません。最初の大きな分岐点の富士見台には7時ごろに到着します。その名の通り、木々の間から富士山の姿が眺められますが、荒井バス停方面へ少し登ったところでは木々に邪魔されずに富士山を見ることができます。その手前、左側にはこれから行く小仏城山が見えます。再び分岐に戻ると、手書きの標識の下から延びる細い道を堂所山(どうどころやま)方面へ向かいます。このあたりは標高が低いせいなのか、紅葉はあまり見られませんが、尾根道にはもう枯葉がずいぶん落ちています。
富士見台の分岐富士見台近くから見た富士山堂所山へ
富士見台の分岐富士見台近くから見た富士山堂所山へ

高尾山は自然が豊富で、よく「東京とはとても思えない」と形容されますが、この北高尾山稜は「とても高尾とは思えない」ほどのハードな登山道です。危険箇所も、とんでもない急登もないものの、細かいアップダウンが何度も繰り返し、走り出すとすぐに次の登りがやってきてペースが落ち、体力も奪います。あきらめを通り越して、もう笑うしかない心理状態になります。結局、地道にゆっくりと進むのが体力を温存する方法だと気づきます。たぶん、ここは山岳耐久系のレースのためなら、よい練習コースになることでしょう。木々にさえぎられて尾根道からの眺望がほとんどなく、高尾~陣馬コースにあるような茶屋もないので、一般のハイカーの姿はほとんどありません。この日、北高尾山稜上ですれ違ったハイカーはわずか1人です。この尾根からのエスケープルートとしては、小下沢林道へ下る道が何本か通っているようです。
高尾外周標高図
次の分岐点の関場峠は意外に早く通過しますが、ここから堂所山までは思ったより時間がかかります。堂所山山頂からは陣馬山、そしてさらにその先の山々が見渡せます。ここで、昼食用のアルファ米に水を注ぎ、移動しながら出来上がりを待つことにします。
関場峠を通過堂所山へ到着堂所山からの眺望
関場峠を通過堂所山へ到着堂所山からの眺望

堂所山から少し下ると、お馴染みの奥高尾縦走路と合流してほっと息がつけます。これまでの小石の多かった道に比べると多くのハイカーに踏みならされてアスファルト道のようにフラットな部分もあります。さすがにここでは他のハイカーとも次々にすれ違うようになります。しかし、ここまででかなり体力を消耗してしまったので軽快に走ることはできず、早歩き程度のスピードで高尾山方面へ向かいます。
10時過ぎに通過した景信山では、ようやく紅葉らしい紅葉を目にします。南西に富士山、東に関東平野を見渡せるので、茶屋は閉まっているにもかかわらずハイカーで賑わっています。これから進むコースに目をやると、パラボラアンテナが目印の小仏城山が見えますが、周囲の山々の色付きは奥多摩に比べると今ひとつという感じです。
フラットで走りやすい縦走路景信山の紅葉景信山から小仏城山を望む
フラットで走りやすい縦走路景信山の紅葉景信山から小仏城山を望む

小仏城山に11時前に着くと、アルファ米が出来上がっているはずなのでランチタイムにします。用意してきたのは「おとなのふりかけ」2種類。これに城山茶屋の「なめこ汁」(250円)を加えます。そこに現れたのが、小仏城山の2匹の名物猫です(キジがメインの白キジ猫と黒猫)。この猫たちの期待に応えて、こんなこともあるかと思って持参してきたキャットフードをあげることにします。
城山茶屋でランチ休憩猫のおねだりごちそうさま
城山茶屋でランチ休憩猫のおねだりごちそうさま

ここからコース後半に入りますが、縦走路をこのまま高尾山に進めば最短の距離と時間で帰ることができます。しかし、栄養を補給したことだし、なんとかなるだろうと考えて予定通り南高尾山稜に向かいます。小仏城山からはまず大垂水峠までの1.8kmを下りますが、数年前に逆向きで通ったのに、ルートの特徴はほとんど覚えていません。峠までの道は短く、小さな沢もあったりして意外に変化に富んでいます。
国道20号線(甲州街道)を歩道橋で横断すると再び山道に入ります。あとはゴールまで一気に進みたいところですが、南高尾山稜もアップダウンが連続して体力をさらに奪います。当然、巻き道がある箇所はできるだけそちらを通ることにします。
昼前後という時間のせいもあると思いますが、北高尾山稜に比べるとハイカーの数はずいぶん多くなってきます。特に中高年の女性のソロやグループが目立ちます。フニクリ・フニクラを大声で歌って歩いてくる人や、日当たりのよい山稜南面のベンチで津久井湖と富士山を眺めながらランチ中の人もいます。このコース上には道標が多く立っていて細かく距離も表示されていますが、次第に脚が重く感じられてきて、なかなかその数字が減っている感じがしません。ゴールの高尾山口駅まであと2~3kmのところが、その数倍にも感じられます。この時期としてはやや高めの気温と空気の乾燥、直射日光、運動による発汗などのために喉もかなり渇いていますが、すでにペットボトルの水分はなくなっています。
大垂水峠近くの沢大垂水峠を横断津久井湖と富士山
大垂水峠近くの沢大垂水峠を横断津久井湖と富士山

南高尾山稜のコースは三沢峠から先は北に方向を転じます。城山湖の横から草戸山、さらに草戸峠へ向かうと、今度は北西(左側)に見える山の頂上付近に人工物が確認できるので、これが高尾山のようです。次第に町の喧噪が聞こえてきて、四辻の分岐を下ると、5分もかからずに民家脇の登山口に出ます。そのすぐ先は甲州街道の高尾山入口交差点で、土産物屋の前の行楽客を横目に高尾山口駅にゴールしたのは2時前のことでした。
城山湖の横を通過草戸峠から見た高尾山高尾山口駅にゴール
城山湖の横を通過草戸峠から見た高尾山高尾山口駅にゴール

● 行程高尾駅北口(5:18)-城山大橋交差点(5:31)-八王子霊園前(5:36)-八王子城址入口(5:41)-金子丸(6:02)-八合目(9:08)-九合目(6:15)-八王子神社(6:20)-八王子城本丸跡(6:22)-詰の城(6:49)-富士見台(7:04)-杉沢の頭(7:16)-狐塚峠(7:54)-杉の丸(8:14)-黒ドッケ(8:22)-大嵐山(8:38)-三本松山(8:50)-関場峠(9:01)-堂所山(9:28)-景信山(10:08)-小仏峠(10:26)-城山茶屋(10:44/11:03)-大垂水峠(11:28)-大洞山(11:49)-三沢峠(12:43)-榎窪山(12:46)-草戸山(13:01)-草戸峠(13:09)-四辻(13:46)-高尾山口駅(13:53)
● 所要時間8時間35分
● 距離25.8km
● 獲得標高上り 1290m/下り 1270m
● 感想低山をつないだだけですが、このアップダウンの多い周回コースは精神的・肉体的な忍耐力を必要とします。登るのと同じくらい下っているはずですが、なぜか登りばかりだったような印象が残りました。今回とは反対向きの時計回りにしたほうが楽なのかもしれません。

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