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アウトドア日和

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今年最初の輪行登山は笠取山へ

今年最初の輪行登山は笠取山へ
全ルート
登山ルートは こちら

5月に入っても3,000m級の山々にはまだ残雪が多く残り、ゴールデンウィーク中にも北アルプスで滑落事故が発生したようで、普通の登山は山開きを待ってからのほうがよさそうです。ただし、2,000m前後の低山の南面は雪がもう消えている時期なので、前から検討していた笠取山(1,953m)へ登ってみることにしました。
笠取山は登山口へのアクセスが不便で、公共交通機関を利用する場合、最寄りの山梨県の塩山駅から出ているバスは、登山シーズンの土日休限定の午前の1便しかありません。そして下車するバス停(落合)から登山口まで長い林道を歩くので、登り始めがお昼近くになってしまいます。去年の12月に登山を計画したときは、奥多摩側から自転車で登山口まで行ったものの3時間半近くかかってしまい、天候も下り坂だったので登山を断念したという経緯があります。今度は反対側の山梨側から自転車で柳沢峠を越えて登山口に向かえば、距離は短いので時間を短縮できるはずです。

早朝の電車を高尾、大月で乗り継ぎ、塩山には6時半前に到着します。駅の北口で自転車を組み立てて、交通量の少ない青梅街道(国道411号線)を東へ進みます。朝から日差しが強く、日陰がまったくないので、太陽の光を正面から受ける感じです。そこで、用意してきた自作のサンバイザーをヘルメットに装着することにします。目に入る光が和らぐと、体感温度も心なしか下がったように感じます。
塩山駅北口からスタート青梅街道を東へサンバイザーを装着
塩山駅北口からスタート青梅街道を東へサンバイザーを装着

山梨県側の青梅街道は「大菩薩ライン」という別名があり、途中、日帰り温泉の「大菩薩の湯」や大菩薩嶺の登山口を通り過ぎます。やがてトンネルや高架橋をいくつも通過するにつれて山深くなり、登坂車線も現れて傾斜が増してきます。今回の目的は登山なので、ペースを落として着実に登っていくように心がけます。奥多摩側に比べて山梨側の青梅街道のよいところは、いくつかのポイントで富士山を眺めながら走れるところです。そして、ようやく柳沢峠の標識が見えてきます。
8%の登りと登坂車線ルート上から見える富士山柳沢峠に到着
8%の登りと登坂車線ルート上から見える富士山柳沢峠に到着

塩山駅から柳沢峠まで1,060mの標高差を2時間余りかけて登ってきましたが、これから本番の笠取山への登山を控えているので、ゆっくり休んでいる余裕はありません。峠の茶屋もまだ営業前なので、自販機で水分だけ補給して先へ進みます。峠から奥多摩方面へは快適なダウンヒルですが、落合橋の直前の脇道から始まる林道を登山口のある一ノ瀬高原へ向かうと、下った分だけ登り返すような坂道が続きます。路面は荒れているところもありますが、登るだけなら特に支障のないレベルです。途中の見晴台のようなピーク地点付近からは、西の端にこれから登る笠取山方面が望めます。
登山口へ向けて再スタート林道で一ノ瀬高原へ笠取山方面を望む
登山口へ向けて再スタート林道で一ノ瀬高原へ笠取山方面を望む

林道を少し下ったところにある広場が作業平と呼ばれる登山口で、周囲には多くの自家用車が駐車しています。時間は10時少し前で、普通の登山なら遅い時間ですが、頂上までの距離は短いので問題はないはずです。実際、これから出発する準備をしているハイカーの姿も見られます。
さっそく登山道を登り始めると、自転車で走ってきたリズムと山登りのリズムが合わない気がして、とりあえず呼吸と脚の運びを山登りのそれに合わせることに専念します。登山道は、多摩川の源流域というだけあって、沢を澄んだ水が流れ、長靴を履いた沢歩き(?)のハイカーの姿も見かけます。山道には難所もなく、よく整備されています。
沢が途絶え、ヤブ沢峠からの尾根道を進むとすぐに笠取小屋が見えてきます。もう頂上に登ってきたのか、これから登るのかわかりませんが数名のハイカーが休憩中です。この小屋の傍らには軽トラックが止まっていますが、小屋の運営には便利でも、これでこの山の秘境感が少し薄くなったように思われます。富士山の8合目の山小屋まで富士スバルラインが通じているという感じでしょうか。小屋の周辺には桜(?)がまだ咲いています。
作業平の登山口沢の澄んだ水笠取小屋を通過
作業平の登山口沢の澄んだ水笠取小屋を通過

笠取小屋の先はゆるやかな登りで、開けたところに出ると分水嶺への小道が続いています。その分水嶺は、多摩川荒川富士川の3つの方向に分かれています。ここから笠取山の頂上へは、鞍部を経てかなりの急坂を上ります。植生がまばらなので、先行しているハイカーの姿がよく見えます。形の似ている雲取山に比べると、直前の登りの距離が2倍くらいありそうです。ここは一気に登るのではなく、次はあのカーブまで、次はあの岩までという具合に、休み休み脚を運びます。
分水嶺と笠取山分水嶺の標識笠取山への急登
分水嶺と笠取山分水嶺の標識笠取山への急登

ようやく笠取山の西側の頂上に着いたのは11時40分頃で、なんとか雲の上に富士山の姿も見ることができます。当初の予定では、このあと東側から下って多摩川源流の最初の一滴が発するとされる「水干」を巡ってから登山口へ戻るつもりでしたが、山頂で富士山を見られて達成感を十分に感じたので、ピストンで戻ることにします。
登山道は走りやすい道が続くので、小走りで下り、登山口の作業平には登りの半分以下の1時間弱で到着します。ここで休憩はせずに、すぐに自転車にまたがって奥多摩駅までの長いダウンヒルを開始します。今度は一ノ瀬林道の東側を走りますが、ここではヒルクライムの大会でも開かれているのかと思えるくらい多くのサイクリストとすれ違います。中には蛇行していたり、なかなか前に進まなかったり、押し歩きしている人もいて、かなりきつそうです。
青梅街道に復帰すると、途中の日帰り温泉に寄っていこうかとも思いましたが、どうせまた汗をかくのだからと考え直し、そのままペダルを回し続けて奥多摩駅まで一気に走ることにします。青梅線の時刻表を確認すると、この日最初のホリデー快速奥多摩号に余裕で間に合いそうです。この電車なら途中の乗り換えなしで都内に帰れます。結局、奥多摩駅には予定よりかなり早く到着し、ゆっくりと輪行の準備をして帰宅の途につきました。
笠取山頂上からの富士山作業平へ戻る奥多摩駅にゴール
笠取山頂上からの富士山作業平へ戻る奥多摩駅にゴール


■ 行程:
 塩山駅(6:38)-大菩薩の湯(7:32)-大菩薩嶺登山口[裂石](7:36)-高芝大橋(8:02)-
 柳沢峠(8:48/8:55)-落合橋(9:06)-作業平(9:53/10:01)-一休坂分岐(10:20)-
 ヤブ沢(10:28)-ヤブ沢峠(10:52)-笠取小屋(11:07)-雁坂分岐(11:16)-
 笠取山頂上(11:39/11:46)-笠取小屋(12:07)-ヤブ沢(12:27)-作業平(12:43)-
 奥多摩駅(14:39)


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