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赤城山登山と「ランドネきたかん」試走

赤城山登山とランドネきたかん試走

1週間後に迫った「ランドネきたかん北関東400kmブルベ走行会」。これは認定が受けられる正式なブルベではありませんが、北関東4市の地方自治体が主体となって開催されるとあって、物珍しさからエントリーしてしまいました。参加費はなんと無料で、反射ベストも提供されるとのことです。しかし、ブルベはブルベ、スタートすれば特別なサポートがあるわけではなく、2箇所に設けられるエイドステーション以外は普通のブルベと同じです。

この走行会のコースは宇都宮をスタートしてから水戸前橋高崎を経由して宇都宮に戻ってくる比較的平坦なもので、特に険しそうな峠越えは見あたりません。とはいえ、今年最初の400kmブルベとなるので、少しは事前の足慣らしをする必要があります(前回走ったブルベは約1カ月も前のBRM418青葉300km渡良瀬)。地図でコースを確認してみると、通過する前橋市の北部には、以前から登りたいと思っていた赤城山があります。これはよい機会なので、この赤城山に登るついでにコースの一部を試走してみることにしました。予想では、前橋や高崎を通過するのは夜間になるので、暗いとミスコースしやすい箇所とともに、仮眠できそうな場所もチェックしたいと思います。

上野駅始発の高崎線の終電に乗り、終点の高崎には午前1時半ごろに到着します。駅前で自転車を組み立てて出発しようとすると、タクシーの運転手から「榛名山のレースに出るんですか」と質問されます。「何のこと?」と思っていると、ちょうどこの日に「第3回榛名山ヒルクライム in 高崎」、通称「ハルヒル」(http://www.haruna-hc.jp/)が開催されるとのことで、その出場者と思われたようです。こちらは、それとは逆方向の前橋へと向かいます。
ブルベコース全体図ブルベのコマ図を用意深夜の高崎駅
ブルベコース全体図ブルベのコマ図を用意深夜の高崎駅

空気がひんやりして交通量が少ない深夜の市街地を走るのは気持ちがいいものです。人の姿もほとんどないので、道路を独り占めしている気分になります。県道4号線(上毛三山パノラマ街道)に入ると、あとは赤城山まで一直線です。沿道にはコンビニもいくつかありますが、この時間、ほとんど客の姿はありません。
最初はゆるやかだった路面の傾斜は、赤城山の裾野にさしかかかると傾斜が増してきて、これが20kmほど続くことになります。この時に沿道で気になったのが、一定間隔で現れる「まえばし赤城山ヒルクライム大会」(http://www.akg-hc.jp/)の掲示板です。開催は数カ月先の9月下旬だというのに、距離表示板にもなっています。たぶん、このルートはサイクリストがよく利用するので、参加者募集の宣伝も兼ねて設置しているのでしょう。自分はそれを知らないまま、この大会の試走をしていた格好です。
前橋駅前を通過県道4号線で赤城山へヒルクライム大会の案内
前橋駅前を通過県道4号線で赤城山へヒルクライム大会の案内

今回の試走の目的の1つは、ブルベでの仮眠場所の確認です。事前にチェックしてあった「太陽殿」というホテルは日帰り入浴や短時間の休憩もできるようですが、午前4時ごろに通過するとフロントの灯りは薄暗くて人の気配はありません。ここを利用する場合は、事前に予約を入れておくか、夜の早い時間に到着している必要がありそうです。ここ以外に泊まれそうな場所としては、すぐ近くにラブホテルがあって、こちらにはうって変わって灯りが煌々と輝いています。
やがて空が明るくなってきたように感じ、沿道には観光客向けと思われるレストランがいくつか目に入ります。ヒルクライム大会の掲示板で確認すると、途中での写真撮影も含めてですが1km進むのに10分近くかかっていますが、山登りのための体力温存を意識して、このゆっくりしたペースを保つことにします。大河原橋を通過すると標高600mに達しますが、登山口まではここからさらに800mほど登らなくてはなりません。
仮眠場所のチェックさすがにここに泊まるのは…標高600mを超える
仮眠場所のチェックさすがにここに泊まるのは…標高600mを超える

4時半前にはすっかり夜が明けて、あたりの景色もはっきりしてきます。高原の森の中を縫うように走るコースは気持ちよく、気温もまだ10℃前後なので、汗もそれほどかきません。斜度は相変わらず変わらないので、ヒルクライム大会の距離標示と標高の標識を頼りに進みます。
勾配がさらに急になってきて、カーブが増えてくると今度はカーブの数を示す標識が出てきます。この標識は全部で75あって、最高地点は69番目のようです。この時、カーブの数とともに増えてきたのがローリング族(ドリフト族?)です。一般の峠道では二輪車が主流ですが、ここでは車高の低い四輪者が主役のようです。エンジンの爆音とともにタイヤを軋らせ、センターラインをはみ出して疾走していきます。交通量の少ない早朝だからこその光景なのかもしれません。
高原の道カーブの識別番号山道を疾走する車
高原の道カーブの識別番号山道を疾走する車

青空が広がり、明るい日差しが開けた高原に差し込んできた6時過ぎに、ルート上の最高地点となる赤城山総合観光案内所(1,436m)に到着します。ここはヒルクライム大会のゴール地点になっていて、大会の制限時間は3時間(エキスパートクラスは90分)ですが、自分の所要時間はそれとほぼ同じペースのようです。荷物を背負わず、ビンディングシューズを使い、レースモードで走れば十分に完走できそうです。
せっかくここまで登ってきたものの、赤城山の登山口に向かうには、いったんカルデラ湖の大沼湖畔まで下らなければなりません。大沼湖には少し風が出ていて、自転車を降りるとやや肌寒く感じます。湖面に突き出したような土地にある赤城神社はこじんまりとした神社で、この時間はまだひっそりと静まりかえっています。
ヒルクライム大会のゴール地点大沼湖赤城神社
ヒルクライム大会のゴール地点大沼湖赤城神社

時間はまだ7時前で、赤城山に登るにはちょうどよい時間帯です。登山口手前の駐車場にはまだ車が少なく、自分のペースで登っていけそうです。実は赤城山という単独の山は存在せず、このあたりのいくつかの山頂を総称した呼び名だということです。その中で最高峰が黒檜山(くろびさん、1,828 m)で、今回はこの山をピストンで往復することにします。いくつかの頂上を結んだルートも検討しましたが、ここまでのヒルクライムで体力をずいぶん消耗したので、自重することにします。
黒檜山登山口に入ると、岩の多い登山道が上に続いています。足場はよくないものの、ルートはしっかりとついています。1時間ほどで頂上に出て近くの展望台に行くと、逆方向から上ってきたと思われる何人ものハイカーが休憩中です。ここからは北アルプス方面を一望することができます。
黒檜山登山口に入る大沼を見下ろす岩の多い登山道
黒檜山登山口に入る大沼を見下ろす岩の多い登山道
火口湖の小沼黒檜山の山頂付近の社展望台からの風景
火口湖の小沼黒檜山の山頂付近の社展望台からの風景

展望台で15分ほど休憩をしてから下山を始めると、下から続々とハイカーが登ってきます。これからが赤城山登山のピークタイムのようです。単独行よりもグループや親子連れの姿が目立ちます。赤城山は気軽に登れる日本百名山の1つで、お出かけ日和の日曜日とあって、黒檜山登山口に戻ってもこれから登り始めるハイカーの姿が続いています。自転車をデポした駐車場に戻ると、今度は前橋市街に向かって一気のダウンヒルです。下ハンドルに持ち替え、コーナリングとスピードに注意しながら慎重に下っていきますが、同じ前傾姿勢を続けているため体が凝り固まってきます。
混み始めた登山道駐車場に戻るダウンヒルの開始
混み始めた登山道駐車場に戻るダウンヒルの開始

復路では、この日のもう1つのミッションであるブルベコースの試走をしながら高崎まで戻ります。赤城山の裾野を13kmほど下ったところが試走のスタート地点です。ここは258.8km地点の県道4号線と交わる交差点です。通過チェックポイントのコンビニを確認し、上細井町で県道76号線に入ると、道路が狭くなり交通量も増えてきます。
ここを直進すると左折ポイントの「ばら園」です。休日の午前中とあって、だいぶ賑わい始めているようです。路上駐車の車が多いせいか、次の信号のない右折ポイントは一見するとただの駐車場にしか見えません。公園に沿って道なりに右折すると覚えておこうと思います。
立派な野球場の周囲を走って突き当たったところが次の左折ポイントで、正面にある旅館が目印です。すぐに次の左折ポイントがあります。この道を進むと間もなく左手にグリーンドーム前橋、右手に群馬県庁舎が見えてきます。やがてルートは高架の側道に出ますが、途中に迂回の指示があります。ここは歩道を押し歩きしたほうが安全かもしれません。次の右折ポイントは「前橋城」が目印とされていて、城のようなものを想像していましたが、県庁の建物があるだけです。
次の分岐は川沿いの道を左折します。正面に病院の大きな建物がある群馬大橋東詰交差点で右折して群馬大橋を渡ると、大きなマンションの手前の細い道からサイクリングロード(利根川自転車道)が始まります。多摩川CRや荒川CRのようなものではなく、川沿いの遊歩道という雰囲気の道です。ルート公開後に設けられたと思われる工事区間は、迂回路を通ります。
「ドルフィン上新田AP」が目印とされている右折ポイントは、そのアパート名が建物の上のほうに小さく書かれているだけなので、特に夜では識別できないのではないかと思います。「止まれ」の標識も確認したほうがいいでしょう。県道13号線に出て大沢町交差点で右折すると、次の右折ポイントも注意が必要です。目印は自販機とカーブミラーだけです。井野町交差点では左折して高崎方面へ向かいます。上越線の踏切を渡り、高崎市末広町(285.2km地点)まで来たところで、「ランドネきたかん」コースの試走は終了です。高崎駅には正午前にゴール。手早く自転車を輪行袋に収め、12時13分発の特別快速に乗って、その2時間半後には自宅に帰り着くことができました。

ブログNo.89 PCのコンビニNo.90 上細井町交差点
No.88 試走スタートNo.89 PCのコンビニNo.90 上細井町交差点
No.88 試走スタートNo.89 PCのコンビニNo.90 上細井町交差点

No.91 ばら園No.92 右折ポイントNo.93 左折ポイント
No.91 ばら園No.92 右折ポイントNo.93 左折ポイント
No.91 ばら園No.92 右折ポイントNo.93 左折ポイント

No.94 左折ポイントNo.95 直進して大手町へNo.96 県庁舎前
No.94 左折ポイントNo.95 直進して大手町へNo.96 県庁舎前
No.94 左折ポイントNo.95 直進して大手町へNo.96 県庁舎前

No.97 左折ポイントNo.98 群馬大橋東詰No.99 サイクリングロード入口
No.97 左折ポイントNo.98 群馬大橋東詰No.99 サイクリングロード入口
No.97 左折ポイントNo.98 群馬大橋東詰No.99 サイクリングロード入口

No.100 工事中の迂回路へNo.102 右折ポイントNo.103 県道13号線へ
No.100 工事中の迂回路へNo.102 右折ポイントNo.103 県道13号線へ
No.100 工事中の迂回路へNo.102 右折ポイントNo.103 県道13号線へ

No.104 大沢町交差点No.105 右折ポイントNo.107 井野町交差点
No.104 大沢町交差点No.105 右折ポイントNo.107 井野町交差点
No.104 大沢町交差点No.105 右折ポイントNo.107 井野町交差点

No.108 踏切を渡る
No.108 踏切を渡る末広町東交差点高崎駅にゴール
No.108 踏切を渡る末広町東交差点高崎駅にゴール

今回の「ランドネきたかん」の試走区間は30kmにも満たない距離ですが、夜から深夜にかけて注意力が散漫になりミスを犯しやすいところを確認できました。また、時間に余裕があれば、前橋か高崎のビジネスホテルで、休憩をとることにしたいと思います。
今週末の天気予報は今のところ晴れか曇りで、気温がやや高いのが気になりますが、無事開催されそうです。それまで体調を整え、前日にはしっかり寝ることと、当日寝坊しないように気をつけたいと思います。

前橋のビジネスホテル高崎のビジネスホテル
前橋のビジネスホテル高崎のビジネスホテル


■ 行程:
 高崎駅(2:02)-前橋駅(2:43)-標高600m(4:19)-標高700m(4:31)-標高800m(4:44)-
 標高900m(4:57)-姫百合駐車場(5:15)-標高1100m(5:26)-標高1300m(5:53)-
 標高1400m(6:08)-観光案内所(6:12)-黒檜山登山口(7:00)-
 黒檜山山頂(8:01)-展望台(8:04)-黒檜山登山口(8:59)-総合観光案内所(9:32)-
 上細井町(10:00)-ばら園(10:30)-群馬県庁(10:51)-大沢町(11:23)-井野町(11:35)-
 高崎駅(11:57)
■ 距離: 88.9km
■ 最大標高差: 1,735m
■ 獲得標高: (上り)1,996m/(下り)2,002m


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