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BRM1031 ニッチツ300 DNF

BRM1031 ニッチツ300 DNF

「AJたまがわ」主催としては今年最後のブルベ「BRM1031 ニッチツ300」に参加してきました。今までに走ったことのあるルートと重なる部分も多かったので、獲得標高が3,000m近くあることを意識せずに軽い気持ちでエントリーしました。結果は、残念ながら210km地点でDNF宣言となりましたが、久々に100km以上のロングライドを堪能できた1日となりました。

今回のブルベのスタート地点となる多摩川沿いの兵庫島公園は自宅から15kmほどなので、夜明け前の午前3時40分ごろに自走で出発します。スタートは6時なので、のんびり走ったつもりですが5時ごろには到着してしまいます。気温は低めですが晴れの天気予報で、参加者は40人以上いるようです。出発前のチェックを最初に済ませると、先頭で走りだし、何度も通ったことのある秩父方面に向かうルートを進みます。空には雲が多く、気温は10℃前後ですが、雨の心配はなさそうです。東京都から埼玉県に入る手前にあるPC1(44.6km地点)には、ほぼ予定通りの8時半に到着します。ここから峠道は定番のサイクリングコースで、ブルベ以外のサイクリストもちらほら見かけます。
最初に越える山王峠(△255m)はちょっとした丘という程度の登り坂ですが、その次の山伏峠(△609m)は、距離は短いものの一気に登れるかどうかで、その日の体調が判断できる区間です。冬用のサイクルウェアを脱ぎ、長袖アンダーウェアだけになって峠を登り始めます。ピーク手前に1か所だけあるヘアピンの急カーブをダンシングで乗り切ると、足着きなしで山伏峠を通過できたので、とりあえず今日の体調には問題なさそうです。
兵庫島公園の受付秩父へ向かう峠道山伏峠を通過
兵庫島公園の受付秩父へ向かう峠道山伏峠を通過

山伏峠からのダウンヒルでは再びサイクルウェアを着込み、スピードを出して正丸トンネル入口まで一気に下ります。ここから合流する国道299号線は秩父市街まで下り基調のスピード走行区間です。ただし、交通量が多くなり、ダンプカーにもたびたび追い抜かれます。
11時過ぎに秩父市街地を通過し、小鹿野町に入ると間もなくPC2(101.2km地点)に到着します。意外に時間がかかったようで、11時20分に通過予定のところ、コンビニのレシートの時刻は11時54分で、通過制限時刻まではあと50分ほどです。これから今回のブルベ最大の難関である志賀坂トンネル(△780m)と八丁トンネル(△1,230m)への登りを控えているので、あまり余裕がありません。再び冬用ジャージを脱いでPC2を出ると、ルートは山深さを増してきますが、木々の葉はまだ青い色が多く、紅葉の時期には少し早いようです。
志賀坂トンネルの手前では、国道299号線を離れて、初めて走る金山志賀坂林道に入ります。標高がさらに高くなるにつれて山の上まで見渡せるようになり、白いガードレールが山肌に沿って螺旋状に上へと幾重にも延びている様子が見て取れます。これは黙って受け入れるしかありません。さすがにここまで来ると鮮やかな紅葉も見られますが、疲労の蓄積した足腰で制限時間と闘っている身には、それを楽しむ余裕はあまりありません。
奥秩父の山々上へと延びるガードレール沿道の鮮やかな紅葉
奥秩父の山々上へと延びるガードレール沿道の鮮やかな紅葉

ようやく八丁トンネルの入口に到着すると、ここがシークレットのチェックポイントとなっていて「AJたまがわ」のスタッフの方が待機しています。トンネルの手前には駐車場とトイレがあって、近くの両神山(△1,723m)への登山口になっているようです。両神山には東側にあるメインの登山道から登ったことがありますが、この登山口を利用するにはアクセスが悪そうです。ここからは遠くの眺望と紅葉が楽しめるので、一般の行楽客も集まっています。昼過ぎでも気温が低いので、再び冬用ジャージを着込みます。
八丁トンネルを抜けると、長い下りが続きます。悪路で注意が必要だと聞いていましたが、もともとカーブが多くてスピードがあまり出せないので、それほど気になりません。むしろ、車のほうが対向車を気にしてスピードを出せなかったり、狭い道を譲り合ったりしているので、途中で前の車を追い抜いて先に行かせてもらいます。
この渓谷沿いのルートはなかなか秘境ぽい雰囲気があります。今回のブルベの名称にもある採掘業者ニッチツの住宅跡などもあって、ところどころで紅葉をバックに記念写真を撮る行楽客の姿が見られます。
シークレットの通過チェック八丁トンネルからの眺望中津川沿いの渓谷
シークレットの通過チェック八丁トンネルからの眺望中津川沿いの渓谷

ルートが国道140号線と合流したあたりから秩父方面に向かう車が増え始め、PC3の道の駅「大滝温泉」(154.4km地点)も賑わっています。ここの売店で買い物をしてレシートの時刻を見ると、通過制限時間が16時16分のところ、16時4分でぎりぎりセーフです。ここでトイレを済ませて20kmほど先の秩父市内へ向かいますが、そこまでずいぶん距離が長く感じます。5時過ぎには早くも夜間走行となり、前日の睡眠不足のせいか眠気も感じ始めます。気温はますます下がっていますが、ペダルを回してさえいれば体が冷えることはありません。
この時、前後にブルベ参加者の姿は見当たらないので、PC3の通過時間から考えて、自分がほぼ最後尾ではないかという気がしてきます。秩父市街からは次のピークの定峰峠(△617m)へ向かいます。ルートは秩父鉄道沿線から離れるので、途中でリタイアする場合でも峠を越さなければなりません。車もほとんど通らない暗闇の中、黙々とペダルを回し続け、なんとか足着きなしでピークをクリアしますが疲労もピークです。また、夜中の寒さも厳しく、峠からの下りでは冬用ジャージの上にウインドブレーカーを着てぎりぎり我慢できるレベルです。道が平坦になると、疲れよりも寒さが身にしみて、次の小川町のPC4(208.8km地点)でDNFしようと半ば決心します。そうなると不思議なもので、体の筋肉の痛みは感じず、ペダルを回す脚も快調です。
正規のブルベコースではPC4で折り返して松郷峠入口から青梅方面に向かうことになっていますが、この交差点で1人のブルベ参加者を見かけます。もしかするとPC4にはまだ何人か残っているかもしれないと思って到着してみると、4名前後の参加者の姿があります。そのうちの1人は、地元が川崎だから先に進むしかないと言って出発していきます。この時の時刻は7時32分で、制限時間まであと24分です。残りの距離は100kmを切り、あとは大きな峠はなく、ラスト40km近くは下り基調なので、無理をすれば残り6時間半で完走できる可能性はあります。しかし、さらに冷え込んできた夜気と、ゴール後の深夜にさらに自宅までの15kmを走ることを考えると、やはりここでリタイアすることにします。近くの東武東上線の小川町駅まで行ってDNFの連絡をした後で特急の始発電車に乗り、池袋経由で帰宅しました。
道の駅へ秩父市街から夜間走行小川町駅でブルベ終了
道の駅へ秩父市街から夜間走行小川町駅でブルベ終了

今回のブルベが200kmのものだったと考えれば、ほぼその制限時間内で完走できた計算になります。獲得標高3,000m前後の200kmブルベが今の自分にとっての限界のようです。少し前に美ヶ原でヒルクライムの練習をしたことと、スポーツジムのステアマスターでの運動、そして何よりも腰の筋肉に何度も塗りなおしたアンメルツのおかげで、ここまで走れました。初めての金山志賀坂林道は飽きずに走れましたが、気温が低く風景の楽しめない夜間走行は苦手のままです。アンメルツヨコヨコ

ブルベ装備装備を軽量化するため、今回は大型のサドルバッグを使いませんでした。その代わり、ウインドブレーカーや防寒着などを入れた軽量のナップサックを背負うことにしました。ハンドル周りにはサイクルメーター、GPSナビ、コマ図ホルダー、ルートの高低図、LED照明などを配置。見た目はよくありませんが実用的です。バイクは長い間整備をしていなかったのでチェーンの動きがスムーズでなかったものの、大きなメカトラブルやパンクはありませんでした。

■ 距離:210.6km (PC4)+自走15km
■ 行程:
 兵庫島公園(6:00)-狛江高校(6:11)-郷土:の森入口(6:44)-小荷田(7:34)-
 牛浜(7:44)-七日市場(8:21)-PC1[青梅市藤橋](8:32)-山王峠(9:02)-
 山伏峠(10:29)-正丸トンネル入口(10:41)-秩父神社(11:07)-秩父橋(11:16)-
 PC2[小鹿野町小鹿野](11:54)-志賀坂トンネル(13:38)-八丁トンネル(14:41)-
 滝沢ダム(15:48)-道の駅「大滝温泉」(16:06)-上野原(17:20)-定峰峠(18:37)-
 落合橋(19:09)-PC4[小川町](19:32)-小川町駅(19:51)
 通過チェックのレシート
■ 最大標高差:1239m
■ 獲得標高:上り 2867m/下り 2825m
■ 時間:13時間51分

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