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アウトドア日和

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奥多摩から秩父の三峯神社へ

奥多摩から秩父の三峯神社へ

11月に入ったのに10月上旬の暖かさというある一日、奥多摩の日原から天祖山(△1,723m)と長沢背稜(東京都と埼玉県の境界となる稜線)を経由して三峯神社まで歩いてみることにしました。途中にある東京都の最高地点である雲取山(△2,017m)には登らず、計画した時間通りにこのルートを進めるかどうかにチャレンジです。水平移動距離は20.4kmですが、獲得標高が上り約2,500m、下り約2,000mということなので、実際の距離はそれよりもだいぶ長くなります。
標準コースタイムは700分で、それでは登山口に向かう最も早いバスで出発してもゴールは日暮れ後になってしまいます。また、帰りのバスは三峯神社発・西武秩父行きの16:45の便が最終となっています。

《標準コースタイム》
標準コースタイム

そこで、所要時間を標準コースタイムの8割で計算し直すと2時間あまり短縮でき、なんとかバスに間に合いそうです。ただし、途中で日が暮れたり、バスを逃したりした場合は避難小屋や山小屋を利用するか、下山路を変更するなどの対応が必要となります。

《設定コースタイム》
設定コースタイム

早朝の6時半に奥多摩駅に到着すると、空は晴れ渡り、フリースとウインドブレーカーを着ているのでほとんど寒さは感じません。駅で昼食用のアルファ米に水を注いでから、7時過ぎの東日原行きのバスに乗り込みます。乗客の大半は、途中の川乗橋で下車していきます。バスの終点に着くと、さっそく林道を天祖山の登山口がある八丁橋に急ぎ足で向かいます。その登山口に入ると、いきなりの急登になるので、すぐに長袖Tシャツだけの格好になります。この登山道は道標や目印などが整備されているものの、序盤に狭いトラバース路がいくつかあって注意が必要です。前後にまったく人の気配はなく、滑落したりして動けなくなったら、しばらくは発見されないかもしれません。天祖山までは尾根が狭くなったり広くなったりを繰り返して標高が上がっていきます。尾根上にはところどころに今が盛りの紅葉も見られます。
登山口のある八丁橋急傾斜の登山道尾根上の紅葉
登山口のある八丁橋急傾斜の登山道尾根上の紅葉

天祖山への途中にある大日天神の神社は今ではかなり荒廃しています。そこからさらに登ること1時間少々で再び木立の中に古びた祠が現れ、そこが天祖山の山頂です。出発から3時間で1,000m以上登ったことになります。ちょうどよい具合にできあがったアルファ米にふりかけだけのランチを半分ほど食べてから再出発します。天祖山から先は道標が少なく、登山道が落ち葉に埋もれているのでルートファインディングに気を遣います。巻き道らしきものがあっても、確実な尾根道を選んで進みます。この時、谷を挟んだ隣の尾根越しに冠雪した富士山の頂上だけが顔をのぞかせます。1時間ほどアップダウンを繰り返して、ようやく長沢背稜に達し、ここから都県境を西に向かいます。また、ここでこの日初めてソロハイカーとすれ違います。そして正午過ぎに長沢山(△1,738m)を通過します。
荒廃した天神神社天祖山の山頂富士山の頂上
荒廃した天神神社天祖山の山頂富士山の頂上

雲取山方面と三峯神社方面との分岐点となる芋ノ木ドッケ(△1,946m)までの長沢背稜は、距離は短いものの起伏の多い登り基調の登山道で、ところどころに岩稜もあったりして気は抜けません。最後に時間を稼ごうとして地図に記載されていた芋ノ木ドッケの分岐への近道を選んだところ、途中で踏み跡を見失います。ヤブこぎならぬ落ち葉こぎをすることになり、隣の尾根を目指してトラバースすると、登った先にちょうど芋ノ木ドッケの標識が立っています。あとは、ここから北へ進路を変えて7km先にあるゴールの三峯神社を目指しますが、バスの時間まで約3時間あるので、十分間に合うことを確信します。
この登山道は三峯神社から雲取山へ行く唯一のルートなので、さすがにすれ違うハイカーの数も増えてきます。時間と装備などから判断すると、おそらく雲取山荘泊まりではないかと思われます。白岩山(△1,921m)はすぐに通過し、前白岩山(△1,776m)手前の鞍部では西に眺望が開け、南アルプスの山々が望めます。
長沢背稜を西へ芋ノ木ドッケを通過遠くに望む南アルプス
長沢背稜を西へ芋ノ木ドッケを通過遠くに望む南アルプス

前白岩の肩まで来ると、北に向かって眼下に目指す三峯神社の建物や駐車場が見えてきます。ゴール地点を早々と確認できるという点で、このルートは自分好みの下山道です。ここまで来れば、もう多少のアップダウンは気にせず先を急ぎます。今のペースならば、予定より1時間くらい早く到着し、近くにある日帰り温泉にも入れるかもしれません。
ルート上で最後のピークとなる霧藻ヶ峰(△1,523m)からは下山中のハイカーが増えてきて、道を譲ってもらうことが多くなります。標高が下がるにつれて、一部に走りやすい登山道も現れます。今回はトレランシューズではなく、足の保護機能を重視してトレッキングシューズを履いてきたので本格的なランニングはできませんが、遅いジョギングのペースで進みます。そして紅葉真っ盛りの三峯神社に15:30にゴール。スタートからの所要時間はちょうど8時間で、予定より1時間早い到着です。帰りのバス停の場所を確認するために駐車場に行ってみると、予定の1本前の15:45発の西武秩父行き急行バスが停車しています。出発まであと10分ほどだったので、温泉はあきらめ、このバスで帰ることにします。温泉代は、秩父から池袋までのレッドアロー号の特急料金に使うことになりました。
眼下の三峯神社走りやすい登山道三峯神社の紅葉
眼下の三峯神社走りやすい登山道三峯神社の紅葉

■ 行程:
 東日原バス停(7:30)-八丁橋(8:09)-天神神社(9:11)-天祖山(10:35)-
 天祖山分岐(11:47)-長沢山(12:03)-芋ノ木ドッケ(13:22)-白岩小屋(13:36)-
 前白岩山(13:49)-前白岩の肩(13:58)-お清平(14:21)-霧藻ヶ峰(14:39)-
 地蔵峠(14:45)-炭焼平(14:58)-奥宮分岐(15:15)-三峯神社(15:28)


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