アウトドア日和

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

元日は初日の出を見に「日の出山」へ

元日は初日の出を見に「日の出山」へ

例年、元日には特にすることもなく、無理にでも何かを計画しないと寝正月になってしまいそうなので、トレーニングを兼ねて東京都青梅市の西端にある「日の出山」(△902m)頂上からの初日の出を見に行くことにしました。元日の天気予報は、日本列島の太平洋岸では概ね良好だと言うので、各地の山々では「登り初め」に出かける人も多いはずです。東京だとアクセスのよい高尾山の大混雑が予想されます。「日の出山」も、その名もさることながら、すぐ隣の御岳山(△909m)に山岳信仰の霊場御岳神社があることから、初日の出を見るハイカーで賑わいそうです。
大晦日から元日にかけては一部の鉄道では終夜運行をしていて、JR青梅線では「初日の出号」として次のようなスケジュールで特別列車(立川から青梅まで各駅、青梅から御岳まではノンストップ)が運行されます。

 [立川発]  [御岳駅着]
  02:18  -  03:04
  03:10  -  03:56
  04:02  -  04:48


御岳山に登るためのバスやケーブルカーも終夜運転を行っていますが、どうせなら駅から歩いていきたいので、午前2時台の「初日の出号」を利用することにして、次のような計画を立ててみました。

御岳駅(3:10)→大鳥居(3:30)→滝本ケーブルカー駅(3:50)→御岳ビジターセンター(4:20)→
御岳神社下(4:40)→日の出山(5:20/6:50)→つるつる温泉(8:00/9:30)→バスで武蔵五日市駅へ


立川駅の青梅線のプラットホームで下り始発電車を待っていると、やはりハイキング姿の乗客が目立ちます。接続は東京からの下り電車の接続を何本か待っているようで、発車時刻までには通勤電車並の乗車率となります。御岳駅に着くと、大勢の初詣客とハイカーで改札を出るのにも時間がかかります。駅舎を出て吉野街道を御岳山に向かって歩き始めると、何度か満員のバスに追い越され、空になって戻ってくるバスとすれ違います。あえてバスに乗らない人は、自分と同じくケーブルカーも使わずに自力で御岳山に登ろうとしている人たちのようです。
電車が遅れた上に、改札で手間取って出発が遅れたものの、予定通りの時間で大鳥居の下をくぐり、御岳神社の表参道に通じる急坂を登り始めます。これがかなりの運動量で、早くも全身に汗をかき始めたのでウインドブレーカーのトップスを脱ぐことにします。ケーブルカーが発着する滝本駅に着くと、その向かい側にある参道の入口には何人もハイカーが集まっていて、準備ができた順にヘッドライトを点灯して暗闇の中を登っていきます。暗いといっても、高尾山の1号路のように、小型車も通れる舗装された道なので転倒や滑落の心配はありません。ただ、景色を楽しむことはできないので、黙々と登るだけです。ここでウインドブレーカーのボトムスを脱いで登り始めると、参道のあちこちでヘッドライトの光が上へ向かって動いています。
参道の入口から50分ほど登ったところで宿坊や土産物店が立ち並ぶ御岳山の集落に入り、街灯も明るいので一息つくことができます。このあたりでケーブルカーの乗客も合流するので人の数もいきなり増えてきます。御岳神社の前を通過したときは予定の時間から少し遅れていたので本殿には行かず、そのまま「日の出山」に向かいます。
元日午前3時過ぎの御岳駅滝本駅前から表参道へ御岳神社は通過
午前3時過ぎの御岳駅滝本駅前から表参道へ御岳神社は通過

日の出山」へのルートは、浮き石や地上根、段差の大きい階段などもある普通の登山道ですが、傾斜はゆるく十分な幅もあります。ハイカーの中には小さな子どもや普通のブーツを履いた女性もいたりするので、たびたび前が詰まります。休まずに登り続けること30分足らずで「日の出山」の頂上に到着します。屋根付きの休憩所はすでに満員で、東側の斜面もハイカーで埋まっています。日の出まではまだ1時間半近くありますが、多くの人が東京の夜景の撮影に余念がありません。
山頂にじっとしていると汗冷えをしてくるので、ウインドブレーカーを着て、温かいものを食べることにします。用意してきたアルミ鍋の天ぷらそばを取り出してガスストーブで煮込みます。そばを食べ終えるころには、山頂全体がハイカーであふれ、ずっと立ったままの人も大勢います。夜明け前の気温はますます下がっているようで、震えながら日の出を待っていると、6時過ぎに地平線の上にかかる雲が赤く染まり始めます。それから50分ほど経った6時52分に、ようやく太陽が顔を出してくれます。
「日の出山」の頂上天ぷらそばで暖まる2016年の初日の出
「日の出山」の頂上天ぷらそばで暖まる2016年の初日の出

初日の出の写真を何枚か撮ると、ハイカーたちの万歳三唱の声が聞こえる中を、「日の出山」から東へと延びる下山路に急ぎます。その先にあるゴール地点の「つるつる温泉」は、元日の営業時間が8時からなので、時間に余裕はありますが、冷えた体を温めるには体を動かすしかありません。体温を上げるために早足となり、下山中の他のハイカーを何人か追い越します。日が高くなったのと運動のおかげで体が暖まり、徹夜明けにしては脚もよく動いてくれます。山道が途切れて突き当たった舗装路をしばらく歩いてから急坂を上り返すと、ゴール地点の温泉施設に一番乗りで到着します。オープンまではまだ15分ほど時間があるのでバス停で待っていると、次々にハイカーが到着して、開店するころには地元の人らしいお客を含めて数十人が集まります。
ようやく温泉やサウナに入って体を温めていると、次第に浴槽も洗い場もかなり混雑してきます。この様子では帰りのバスも混むことが予想されたので、たいぶ早めにバス停で武蔵五日市駅行きのバスを待つことにします。バスが到着すると自分は余裕で座れましたが、やはり乗り切れない人が続出します。バスの便は1時間に1本くらいしかないので、運転手は電話で臨時バスを手配しています。運良く乗れた人でも車内はすし詰め状態です。ハイカーもバス会社も、少し読みが甘かったようです。武蔵五日市駅からの電車は拝島で青梅特快に接続していたので、昼前に楽々帰宅することができました。
日の出直後に下山路へ朝日に染まる尾根道「つるつる温泉」にゴール
日の出直後に下山路へ朝日に染まる尾根道「つるつる温泉」にゴール


■ 水平移動距離:約11.4km
■ 積算標高差:上り 約1,243m / 下り 約1,135m
■ 行程:
 御岳駅(3:15)→大鳥居(3:30)→滝本ケーブルカー駅(3:51)→御岳ビジターセンター(4:39)→
 御岳神社下(4:52)→日の出山(5:24/6:55)→つるつる温泉(7:43/9:30)→バスで武蔵五日市駅へ

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。