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「扇山~権現山~奈良倉山」縦走

「扇山~権現山~奈良倉山」縦走マップ
「扇山~権現山~奈良倉山」縦走の標高図

五月晴れの続く5月の後半、週末の関東近郊の目ぼしい山々はどこもハイカーで賑わっていそうなので、あまり人が立ち寄らないマイナーなところで山歩きのトレーニングをしようと思って選んだのが山梨県東部に連なるいくつかの低山をつなぐ縦走コースです。そのルートは、まずJR中央線の鳥沢駅からスタートして扇山(△1,138m)に登ったあと北上し、アクセスの悪さからハイカーに人気がないと言われる権現山(△1,312m)へ向かいます。次に西に向かって麻生山(△1,268m)、さらに北東にある奈良倉山(△1,349m)を登り、最後は鶴峠に下山するというものです。鶴峠にはバス停があるものの、本数が極端に少ないので、実際のゴール地点はさらに北へ数キロメートル歩いたところにある温泉施設「小菅の湯」に設定します。

土曜日の早朝、鳥沢駅に到着すると、自分以外に2人のハイカーが下車しますが、彼らは駅前で待っていた車に乗り込むと、どこかに向かって走り去っていきます。人影がまったく見あたらない集落の間の坂道を北に向かって歩き続けると、45分ほどで大月カントリークラブを回り込んだところにある「梨の木平扇山登山口」にたどり着きます。この登山道は、以前、扇山から隣の百蔵山へと周回したときに一度だけ利用したことがあります。この登山口から扇山の頂上までの標準コースタイムは1時間50分となっています。
登山道は歩きやすく、勾配もそれほど急ではありません。この日は気温が高くなるとの予報ですが、新緑の木々に囲まれた山道は涼しく、汗もそれほどかいていません。よいペースで登っているうちに、上の方から熊鈴の音が次第に大きく聞こえるようになり、小さくソロハイカーの姿も見えてきます。その鈴の音が突然聞こえなくなったので不思議に思っていると、若いハイカーが途中で休憩していたので先行させてもらいます。
鳥沢駅を出発(5:54)扇山登山口(6:38)水場を通過(7:01)
鳥沢駅を出発(5:54)扇山登山口(6:38)水場を通過(7:01)

百蔵山との分岐となる尾根道に上がると、間もなく扇山の頂上に到着します。登山口からはちょうど1時間が経過しています。ここは大月市が選定した「秀麗富嶽十二景」の1つなのですが春霞のせいで、まったくその姿が見えません。そうなると、ここに長居は無用なので、次の目的地の権現山に急ぎます。ここからは初めてのルートとなりますが、実はこの日、うっかり山地図を家に置き忘れてしまっていたので、頼れるものは道標とGPS(25,000分の1のデジタル地図を収録)だけです。権現山までの標準コースタイムは2時間となっていますが、その8割くらいの時間が目標です。実際、権現山にはその目標に近い1時間40分で到着しますが、ここでも遠くの山々は春霞にかすみ、ぼんやりと見えるだけです。山頂では、ゆで卵1個で栄養補給しただけで、すぐに尾根道を折り返して麻生山へ向かいます。その麻生山を10時過ぎに通過した後は、ひたすら眺望のない尾根道が続くので惰性で歩いているような感じがします。
扇山の頂上(7:37)権現山の頂上(9:17)麻生山の頂上(10:05)
扇山の頂上(7:37)権現山の頂上(9:17)麻生山の頂上(10:05)

そんな時、南に眺望が開けたと思ったら、そこが国土地理院の地図には表記のない北峰(△1,202m)で、山頂の木には場違いなメルヘンチックな姿見が掛けられています。自撮り用の鏡かもしれないと思い、せっかくなので記念撮影をします。ここから30分ほど歩くと、これも地図にない大寺山(△1,226m)や「松姫鉱泉」の標識が現れます。尾根道が広くなったところでいくつか分岐が現れて、一時ルートを見失いますが、なんとか次の目標の佐野峠に向かう登山道に復帰します。すると、前方から2台のマウンテンバイクがやってきます。ハイカーが少なく、広く起伏の少ない尾根道はバイクには理想的なコースなのでしょう。このあとすれ違ったソロハイカーで、この日に山で見かけた人影はやっと4人目です。正午近くなると日も高く登り、背後から直射日光を浴びるようになって喉も渇きます。水分は1リットルほど用意してきましたが、節約を心がけて少しずつ飲むようにします。
北峰の頂上の鏡(10:36)広い尾根道(11:30)マウンテンバイクが通過
北峰の頂上の鏡(10:36)広い尾根道(11:30)マウンテンバイクが通過

1時前に奈良倉山に通じる短い急登に入ると、6分ほどで頂上に達します。富士山が見えるはずの展望所からは、残念ながらやはり霞のせいでその展望は得られません。ここでも自分以外のハイカーは1人だけで、マイナー感にあふれています。ここまで来れば、あとは下山するだけです。下山するには西の松姫峠へ下るルートと、東の鶴峠へ下るルートがありますが、小菅の集落まで歩く距離が短い鶴峠に向かうことにします。下山ルートを探すのに手間取り、踏み跡のない急斜面を下ったりしたものの、正しいルートを見つけて急ぎ足で下ります。そして、50分ほどで県道18号線上の鶴峠に到着して本日のトレーニングを終了します。この峠には、奥多摩方面からやってきたと思われるヒルクライムのロードバイクが何台も登ってきます。鶴峠のバス停の時刻表を見ると、次の便まで2時間以上あるので、ここから「小菅の湯」までは歩くしかありません。暑さも増す中、歩くこと1時間あまりで、この温泉施設に到着します。その中に入ると、予想に反してまったく混雑していなかったので、ゆっくりと湯船でくつろいでから服も着替えます。ここから最寄りの駅は奥多摩駅なのですが、6時近くまでバスの便がないので、4時半発の中央線の上野原駅行きのバスに乗って帰宅の途につきました。
奈良倉山の頂上(12:59)鶴峠の登山口(13:47)小菅の湯にゴール(14:58)
奈良倉山の頂上(12:59)鶴峠の登山口(13:47)小菅の湯にゴール(14:58)

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