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西丹沢から山中湖へ

西丹沢から山中湖へ

梅雨入り直前の山行訓練として今回選んだのは、山梨(甲州)と神奈川県(相模)の県境上を西丹沢から山中湖まで延びている「甲相国境尾根」の縦走です。尾根上には1,100m~1,300mのピークが十数個も連なっています。ここは「東海自然歩道」の一部ともなっていて、登山道もよく整備されているようです。今回歩く距離は21km程度ですが、他のハイカーの残している記録を読むと、距離のわりにはアップダウンが多く(積算標高:上り2,130m/下り1,581m)、負荷をかけての訓練にはよさそうです。また、時間的には楽に日帰りできそうなので、次のようなスケジュールを立てて実行することにしました。

大滝橋(08:30) → 一軒家避難小屋(09:34) → 大滝峠上(10:14) → 畦ヶ丸(11:02) → モロクボ沢ノ頭(11:22) → 大界木山(11:50) → 分岐(11:58) → 城ヶ尾峠(12:14) → 菰釣山避難小屋(13:26) → 菰釣山(13:50) → 石保土山(西ノ丸)(15:18) → 大棚ノ頭(15:42) → 高指山(16:30) → 県道出合(17:02) → 平野(17:14)
西丹沢から山中湖へ 地図
西丹沢から山中湖へ 標高グラフ

6月初旬の土曜日の早朝、以前にユーシン渓谷檜洞丸をめざして出かけたときと同じ交通経路で西丹沢に向かいます。この日は朝から日差しが強く、列車を乗り換える松田駅からは、頂上にまだ雪の残る富士山の姿がはっきりと確認できます。天気予報では、昼頃から曇りがちになってくるということなので、これが今日の見納めになるかもしれないと思い写真を撮っておきます。
西丹沢方面へ向かうバスが発着する谷峨駅でバスを待っていると、到着した数本の列車から何人かハイカーが降りてきますが、予想したほどのその数は多くありません。やがて定刻よりも15分くらい早めにバスがやってきますが、これは臨時便だということです。座席はすでに埋まっていますが込み合うほどではなく、途中で座席も空くようになります。畦ヶ丸(▲1,293m)への登山口となっている大滝橋バス停で下車したのは自分を含めて3人だけで、さっそく舗装路の脇から延びている林道に入っていきます。
松田駅から見た富士山谷峨駅に到着畦ヶ丸へ
松田駅から見た富士山谷峨駅に到着畦ヶ丸へ(8:28)

この日は体調のせいなのか体が少し重く感じますが、序盤は勾配が緩く、足慣らしにぴったりです。また、沿道の木々が強い日差しを和らげてくれています。途中の分岐で本格的な山道に入っても、人工的な、あるいは天然の滝が涼しげで、何度も渡る瀬も気分転換になります。このあたりは新緑の季節もいいですが、真夏に涼みに来たり秋の紅葉狩りに来たりしてもよさそうです。
数人のハイカーを追い越して前後に人の気配がなくなると、一軒家避難小屋が見えてきます。入口には鍵がかけられていて、中の様子はわかりません。予定よりも20分ほど早い通過ですが、臨時便のバスに乗れたことを考えれば、ほぼスケジュール通りです。尾根に上がったところにある大滝峠上は10時前に通過します。そこから30分ほど先の畦ヶ丸避難小屋では、畦ヶ丸の頂上へ向かう道と甲相国境尾根へ向かう道が分岐しています。ここはピストンですぐそばの頂上を踏むことにします。この避難小屋周辺では久しぶりにハイカーの姿を目にします。
瀬を何度も渡る一軒家避難小屋畦ヶ丸避難小屋
瀬を何度も渡る一軒家避難小屋(9:42)畦ヶ丸避難小屋(10:25)

畦ヶ丸の頂上からは新緑の木立のせいか、まったく眺望がないのですぐに避難小屋へと引き返し、甲相国境尾根上を西に向かいます。ここからはモロクボ沢ノ頭(▲1,190m)、大界木山 (▲1,246m)、城ヶ尾山(▲1,199m)といくつかのピークを踏みますが、尾根の両側は木々で見通しがきかず、単調な道にも少々退屈してきます。また、前日の睡眠が十分でなかったのか、倦怠感とともに眠気も感じるようになります。ときおり現れる階段では、ペースが一気に落ちてしまいます。ただ、あちこちにある道標に次のピークまでの距離が表示されているので、それをモチベーションにして前に進みます。午後からは曇るという天気予報通り、空は次第に暗くなってきて、いつ小雨が降り始めてもおかしくない様子です。
道の駅どうし」との分岐までやって来ると、尾根上の最高で最後のピークとなる菰釣山(こもつるしやま:▲1,379m)まではあとわずかです。その菰釣山の頂上は予定よりも1時間ほど早い12時55分に到着します。ここでようやく展望が開けて富士山の方向を見ると、低い雲の背後に隠れていて見えません。その代わり、ゴール地点となる山中湖ははっきりと確認することができるので、少しモチベーションが高まります。ここまでにすれ違ったハイカーは数える程度で、そのうちトレイルランナーは4人くらいです。
畦ヶ丸の頂上ルート上の階段菰釣山からの展望
畦ヶ丸の頂上(10:28)ルート上の階段菰釣山からの展望(12:56)

やがて山伏峠との分岐のあたりから長い下りとなり、いつの間にか高指山(▲1,174m)に着いていたようで、カヤトに覆われた丘の上からは思いがけず正面に山中湖と、その上の雲の上に富士山の頂上が目に入ってきます。これも地味な尾根を修業のようにひたすら歩いてきたご褒美なのでしょう。ここからは一気に山中湖畔の平野バス停まで下っていきます。舗装路に出て、別荘やペンション、若者で賑わうテニスコートなどの俗っぽい街中を通り抜けてバス停に着いたのは4時少し前のことで、予定より1時間以上早いゴールとなりました。平野からは路線バス(高速バスはすべて予約が満杯とのこと)で富士山駅に出て、そこから富士急行線で大月に行き、大月からは特急かいじ号に乗って、7時過ぎには自宅に帰り着くことができました。
高指山への下り高指山から富士山を望む富士山駅からの富士山
高指山への下り高指山から富士山を望む(5:05)富士山駅からの富士山(7:06)

今回の「甲相国境尾根」は、先月歩いた「扇山~権現山~奈良倉山」縦走よりも距離は短いものの体調のせいもあって、ややハードに感じました。午後から雲が出て気温はあまり上がらず、水分は1リットルで十分でした。栄養補給はおにぎり1個だけでしたが空腹感は感じませんでした。
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